参院選 いよいよ残す所あと1週間です。

今回の選挙では、信州・生活者ネットワークとして、
選挙区への立候補者に公開質問を行いませんでした。

理由は…安保法制や、憲法改正に反対する立場の人を応援する!
と決めたからなのですが、
生活クラブ長野では、4月末に立候補を表明された方に行った、
公開質問とその回答がアップされているので、
ぜひご覧ください。
  ⇒こちら

私たちは、今回の選挙の争点は憲法改正だと考えています。
皆さんは、いま話題の「自民党憲法改正草案」 知っていますか?

今の日本国憲法は、「時の政権が国民の自由や人権を奪ったり、
勝手に戦争を始めたりしないようにブレーキをかけるもの」です。
ところが!自民党憲法改正草案では
「時の政権が国民を縛るもの」に変えられています。
読んでみると、「ぎょっ」とすること、
「ぞっ」とすることがいっぱい書かれています。
以下は、ほんの一部です。
   ※安倍総理は「今の憲法はアメリカから押し付けられたものだからダメ」と言いますが、
    決して押し付けられたものではないないですよね。

国民にたくさんの義務が課せられる
  憲法を守る義務、国防義務、家族で助け合う義務、国旗・国家尊重義務、
  緊急事態宣言下での指示に服従の義務、領土保全義務など

基本的人権が小さくさせられる
  個人の人権よりも「公益と公の秩序」が優先される。何が秩序なのかは
  時の政権が決める。

戦争ができる国になる
  国防軍を持ち集団的自衛権を認める。国防軍は公安・治安活動も担う。
  (例えば大規模な原発反対デモを時の政府が「公益及び公の秩序」を害
   すると判断すれば国防軍で鎮圧することが可能になる)

天皇が憲法を守らなくてよい「元首」になる
  天皇を国の頂点に位置付け役割を拡大する。天皇と摂政は憲法に拘束さ
  れない。天皇の機能を政治的に利用して権力が暴走するおそれのある国
  に。
★憲法はそもそも「人権を守るために国家権力を縛るもの」なのに、これではアベコベです。
自民党憲法草案は「国民を統治するための道具」となっています。
安倍総理は、7月の参議院選挙が終わったら憲法改正の手続きを進めると宣言しています。
私たち国民は今、大きな岐路に立たされています。


皆さんは、この憲法改正草案のように、すべきだとおもいますか?
自分は必ずしも護憲派ではないけれど、この草案はないだろう!と思いませんか?

そんなわけで、よくわからないから白票にする!という人のニュースを、
よく目にする昨今ではございますが、
折角選挙に行くのですから、白票ではなく、名前をちゃんと書いて下さい。