父は3人兄弟の真ん中で長男だった。


両親特に祖母とはあまり上手く昔からいっていなかった。


祖母は長女と次男を溺愛してるのは目に見えてわかるし、それもそうかなと思う。



でも世間体とほかの二人に迷惑をかけたくない祖母は父との同居を望んだ。


父と母の子供の私と兄はあまり可愛くはなかったのか・・・・。


8人いる孫の中で私と兄の誕生日は覚えたことがなかった。



父が亡くなったあと、母と祖母と私で住んでいる。


血のつながらない母、可愛がったことのない孫。


それでも面倒を見てもらうのは当たり前と思っている祖母。



でも可哀想なのかもしれない、実の子供は引き取る気はさらさらないのだから。



でも忘れられない・・・。


父のなくなった日。


夜の7時過ぎ、祖母の「腹が減った。」の一言が。


確かに誰もお昼から食べてなかった。


でも忙しくしていたし、食べ物を食べる気力なんてなかった。


祖母は「ご飯がやんわりしてておいしかった。」と一人だけお弁当を全てたいらげた。


夜もよく眠れたらしく・・・。


子供が亡くなってもこんなものなのかと思わずにはいられなかった。







まだ夢の様な信じがたい現実


またいつものように「ただいま」と帰ってくるような錯覚



でもふと重くなってしまった、呟く事の出来ない「お父さん」という言葉が


曖昧な希望を打ち砕いていく



心のどこかでちゃんと受け止め受け入れているのでしょう



夢であってほしい!でもこれが真実だと



力強い手がいつも辛い時苦しいとき支えてくれていた


無くなってしまったとは思いたくはない


不安定になった自分自身が


もう弱気な私を励ますあの手は存在しないのだと知らせている



しかし、肩を叩くギュッと握り締めるあの手は確かに私の記憶の中にあるのだ

9月20日に父親を脳幹出血で亡くした。


あまりに突然で・・・実感がわかなかったり・・・。


そして相変わらずなあの方(祖母)との関係。



父が亡くなっても続いていくんだな・・・。