世の中は、
いよいよの大峠を迎えたのかと思わせてくれております、
コロナウイルスという名の疫病。

分離、離別を求められ、
個々の力を求められる時へ。

山高ければ、麓の下、谷は深し。
谷深ければ、向かいの山は高し。


五年ぶりの修験道霊山、
英彦山へのお導きが、
私へのインスピレーションを与えて下さったところ。


 胃の病からの復活後、
残って下さった錬士との再会、稽古。
感じたものは、錬功不足。

指南役なくとも、個々に練り上げがあれば、
こういう印象は受けなかったはず。

指南役なくとも、居なくなろうとも、
個々に力強く歩む道を、常日頃踏むのが、
師からの無言の至言と私は受け取っております。

あいも変わらずなんて、
言われたくもないはず。

それは今の
コロナウイルスに乱される世の中とて、
同じこと。
パワー不足。

日の光、水晶に煌めく輝き、
太陽神のパワーが欲しい。

最近見かけた素晴らしい御言葉、
『試練とは、それを
乗り越えられる者だけに与えられるもの』

此の谷深ければ、歩む先向かいの山は高し。


 何事もなく、離別もなくが、安泰?
それは神からの祝福の安心かもしれないし、
最高神からは無期待かもしれないという事。

表と裏、両面の心掛け。
感謝を満たすけれども、
表裏を考え得るのが、
此の道の人という事。


修験無双。
谷から這い上がり、霊峰を拝めよ。