本書は私が受講したセミナー講師養成講座の開発者である、
長谷川大輔さんの友人の小林正弥さんの書いた本。
長谷川さんは他人の商品(サービス)をめったに推薦したり、
紹介したりしないので興味があり読んでみた。

 

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他力が使えない4つのタイプ
1 頑張り屋タイプ
 私は200名ほどのビジネスコミュニティーを主宰しているのですが、

「結果が出てから報告します」をいう頑張り屋タイプは頑張っている割に

結果が出るのが遅くなる傾向にあります。
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本書でこの部分を読んだ時にドキッとした。
私は長谷川さんに「結果が出てから報告します」とは言っていないものの、

内心「報告できるほどの成果が出ないと質問もできない」と思っているので、

初めて受講した2015年11月を含めて4回しか会ってない。
4回目は名古屋でグループコンサルだったので、事前に質問を用意していったが、

それ以外は質問どころか会話もせず、普段もメールで質問し放題の環境にもかかわらず、

彼を頼ろうとしていなかった。
 
他力思考とはいっても、一方的に他人を利用しようという事でではない。
他人の力を借りる為にはどう行動したら良いか具体的な行動についても書いてくれているので実践的だ。
 
先日書いた『ミリオネアマインドセット』と共通するのは、
圧倒的な行動量の積み重ねと周りの人に先に与えて、信頼関係をつくる事。

『ミリオネア』の方は抽象度は高く、本書は具体的。
共通している事もあるので、両方を何度も読んで実践するのが良いと思う。