衣笠草(キヌガサソウ)2


衣笠草(キヌガサソウ)はユリ科ツクバネソウ属の多年草である。
日本の固有種である。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山地の湿った草地や林の中に生える。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は卵形で、茎の先に7~11枚が輪になってつく。
葉の形を「衣笠」に見立てたのが名の由来である。
開花時期は6~8月である。
葉の中心から花茎を立て、白い花をつける。
花びらは7~9枚である。
花は風に弱く、2日くらいで赤みを帯び、やがて緑色に変色する。
写真は8月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Kinugasa japonica


★美しく飾る姿を見てほしい
 一度ならずと足を運んで



衣笠草(キヌガサソウ)


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