4コーナーで前を射程圏に入れれば・・・
オルフェ⑪本領発揮
複雑です。調教師を引退して冷静に分析できるハズの立場なのに、なぜかこの宝塚記念では「見とれよ」という調教師の時にあった気合のようなものが体全体を包んでいるのです。
おわかりですよね? オルフェーヴルに本命のシルシの◎を打ったからです。評論家の立場だけでいえば周りの反響も少し気になるけど、そこはハッキリと申し上げて管理調教師のような目線になっています。
せがれの厩舎はオルフェーヴルだけでなくトゥザグローリーとマウントシャスタもいます。ですから池江厩舎への肩入れだけではありません。オルフェーヴルへの肩入れなのです。わが庭で育ったステイゴールドとマジロマックイーンの血が交わった孫ともいえるような馬への肩入れです。
わたしには・・・というよりホースマンなら誰でも「3冠馬」「年度代表馬」に対して尊敬の念があります。管理調教師と主戦ジョッキーなら誇りを持つと同時に期待に応えねば、という重圧だってあるのでしょう。
オルフェーヴルは阪神大賞典と春の天皇賞でファンを失望させてしまったわけで、予想する側なら当然にここも疑ってかかってみるべきでしょう。しかし、クラシック3冠馬で年度代表馬にもなったオルフェーヴルが今度こそ本領発揮するだろう、という期待の方を優先した予想です。
宝塚記念への出走は早々と決まっていたのではなく最終追い切りの動きで判断するというもの。それだけ慎重になったのも理解できます。調教師は仕上げることができた、と判断して踏み切ったGOサインなら本来の姿がそこにあるハズです。
ただ具体的には4コーナーで前を「射程圏」に入れている位置にいるかどうかは大事。あのディープインパクトだって道中は後方にいたのでハラハラ・ドキドキさせたけど、4コーナーを向いた時は、ゴールで間に合うゾ!というポジションにいた。だからオルフェーヴルは秘めた悪い癖を本性として出すことなく、昨年の菊花賞や有馬記念のように4コーナーでヨシッ、前を射程圏だ、というレースをしてもらいたい。
2番手評価にウインバリアシオン。ことごとく目の前にたちはだかった同世代オルフェーヴルになんとか雪辱したい一心でしょう。単に先着でなく1着でゴールしてこそ雪辱。この2頭はかつてテイエムオペラオーとメイショウドトウが何度やってもワン・ツー劇を繰り返したように宿命のライバルかもしれません。
ルーラーシップとトゥザグローリーはともにキングカメハメハ産駒の5歳馬。似通っているのは父に加えお母さんがGⅠ馬エアグルーヴとトゥザヴィクトリーでいずれも日本の最高級の繁殖牝馬。成績も安定しており完成期を迎えた感があります。
昨年の覇者アーネストリーと、差し鋭いショウナンマイティも圏内。関東馬フェデラリストが怖い、と呼んで印を入れました。心境を繰り返しますが複雑です。オルフェーヴルの応援団長の気分です。
体調が悪くて、このブログを書き込むのに2時間かかりました。
阪神競馬場へ行こう思ってましたが、京都競馬場へ行きます。

