仕事上、凍結のお仕事をしていると交じりが出る場合があります。


端的にいうと、サバの中にイカが混じっていたりするのね。


それは規格外だからはねることもあるの。だって、納品先でサバを仕入れたのにイカが混じっていたら場合によってはクレームものだしね。まぁ、その辺は荷主の判断によるんだけど。


そんなこんなで、はねたやつを大事に凍らせておいて、数がまとまったの。


練習でイカを開いてみました。


一応私、沼津のひもの関係団体の事務局やっているものですから。説明するにも、場合によっては実演するにも開けなければ話にならないわけで。


自主練重ねてるんです。端物集めてね。原料買うほど裕福ではないので、あくまでも無料で手に入るもので練習を重ねてるのです。


おかげさまで、アジは教えられるほどに上達してますよ。自分で言うのもなんだけどね(笑)なんだかんだで何百枚と開いたからね。


サバも開けるようになりました。三枚おろしにもできます。えへん!


で、今回はイカ。


何度か開いているのでそこそこはできます。


さぁ、一杯目!!


うん、久しぶりにイカさばいたのであえなく失敗。胴体とあたま切り離しちゃった;;


気を取り直して二杯、三杯。うん、うまくできました。


食べるときに邪魔にならないように触腕の吸盤も包丁の背でこそぎ落とすまでにケアを怠らない。


さすがは私。


塩汁作って軽くつけて、軽くさらして干し!



イカ

せいろに無理やり乗せたので、ちとばかし手狭ではありますが。


わかるかな、右下のげそだけになった奴。あれ失敗した奴です(笑)


が、焼けば食べられますしね。無駄にはしませんよ^^


ひものの利点、どんなに失敗しても味付け工程、干し工程を経れば正規品と変わらず食べられるところです。


失敗してもなんのその!繰り返しやっていくうちにどんどん上達していくのがわかる、それが自家製干物。


みなさんもぜひお試しあれ!!!




あ、今回作ったイカ一夜干しは職場の人にばらまきます。


厳密にいうと一夜干しじゃないのよね。生干し。夜通し干してないからね。