先週くらいからニュースで目にしている、葛西臨海水族館。


私も…うーん、何年前かな?かれこれ10年くらい前に行った覚えがあります。


他の水族館では見ない、巨大な水槽を泳ぐマグロの群れ。


あれだけの水量に耐えるほどの水槽の材質、厚みはどれくらいなのかと興味深く思ったことをよく覚えています。


当時でもマグロを群れで見られる水族館といえば葛西臨海水族館だったものですが、それは現在でも変わりないようで。たしかに、生半可な財力ではあの水槽維持できませんでしょうし。


それに、生体単価も随一でしょうしね。そもそも、デリケートなマグロを生かして水槽に運ぶことがどれだけ大変なことか。泳ぐことで酸素を送り込む特殊体質な彼ら、動きをとめると息できないってことでしょう?

吊り上げると自ら発熱して身が焼けるほどに特殊スペック。

うーん、どうやって生かして運んでくるのか興味は尽きませんが、大変な苦労、コストがかかっていることと推測できます。


そんな視点で見てみると、今回のマグロ次々死んじゃう事件は…水族館の人たち、ショックだろうな…と。


魚ってね、アクアリウムやっている人は分かると思うんですが、馴れるんですよ。あいつら。


私もとある施設の水槽一個担当してるんですが、脚立もって目の前に立つだけで、「あ、餌くれるんだな?待ってたぜ!!」とでも言わんばかりに集まってくるのですわ。魚種は石鯛の子ですがね。


マアジ入れていた時も群がってきたっけ。魚って興奮すると体の模様が浮き上がってきたりして興味深いですよ。


馴れるから、死んだときのショックもあるわけで…。凹むのよね;;


小型の魚類でこれだもん。大型、しかもマグロとも来れば…飼育員さんだって愛情湧いていたと思うのね。


ちょっと特徴のある子でもいれば、愛称つけてたりしてね。


毎日、次々と死んでいく愛魚たち。


いたたまれねぇ…;;


死因は…なんだろうね。別の水槽立ち上げのための工事に伴う微細な振動、音がパニックを引き起こしたとかあげられてるけど。家庭の小さな水槽ならいざ知らず、あれだけ巨大水槽で影響あるのかなぁ?


まぁ、どれほどの規模の工事していたかはわかりませんが。ちょっとしたことが大きな引き金になることって結構あるから、否定はできないよね。


うちのオカメインコも夜にちょっとした物音でびっくりしてパニック起こすこともあるし。



飼育の歴史も長い、ノウハウも持っている葛西臨海水族館さんでこれだもんな。ほかの水族館はマグロ飼育に手を付けなくなっちゃうんじゃないかね。


命はお金に換えられない…とはいうけれど、被害額がどれほどになるのか…。



水族館を訪れた客にインタビューしてたけど、「マグロがいなくてさみしい」と。てか、ニュースくらい見てから足運べよ。。大惨事になってるのくらいわかるだろ?一番さみしいのは飼育員さんだ!!



マスコミさんちはもう少し空気読んでほしいなと思いました。



原因が病原菌だったら…水の総入れ替えに消毒か?海水って高いんだよね。目の前の海から汲めばいいじゃんとか考えちゃうと思いますが、実際はきれいな海域に出て海水をわざわざ汲んでくるの。

輸送コストがかかるわけですね。だもんで、水槽立ち上げるにも結構大変だったり。




何はともあれ、頑張れ!!葛西臨海水族館さん!!!