ブログネタ:【ブログネタ投稿キャンペーン】最近食べた美味しかった物は?
参加中
だんだん暑くなってきましたね。いよいよ夏がやってきた、そんな感じのする本日。
からっとした暑さならばまだしも、沼津の夏って基本ジメジメなんですよね。沼津に限らず、日本全体がそうなんでしょうが。
それにしても、海が近いというだけでジメジメ指数が何パーセントか加算されているように思います。
さてさて、最近食べたおいしかったもの、とのことだけんども。
ずばり、「あじのひもの」ですわ。
は?
とか思った人は本当においしいひもの食べたことがない人かもね(笑)
私も職業柄、ひものを食べる機会が結構あるんですけどね。
だからこそ、食べ比べをする形にもなるんです。
一言で「あじのひもの」といっても、違いは様々なんですよ?
まず、「あじ」。
国産と外国産の「あじ」は、厳密にいうと別物って知ってます?
通常、国産の「あじ」は『まあじ』と表記できます。
んじゃぁ、外国産の「あじ」?
『まあじ』とは表記できないんですよねー。ねぇねぇ、知ってた?
正式名称は『ニシマアジ』です。ただ、この表記だと一般の人はなんじゃらほい?状態になっちゃうので。
『あじ』としか謳わないんですねー。
では、どのような違いがあるのか?
サイズと脂の質が違うと思われます。
まず、外国産はでけぇ。
あれだ、日本人と外人とではサイズが違うでしょ?色々とね。あ、この先は伏せるね(笑)
あっちのやつはでけぇのよ。
んで、脂ね。あっちのはこってりしている感じ?そして、脂の乗りが強いです。
かたや、国産はさっぱりとした脂。
若い世代には外国産のあじのほうが人気が高いのもうなずけます。
食べ応えのある大きさで、こってりした脂をのほうがいいよね。
で、おっさん化、おばちゃん化してくると胃の働きが活発ではなくなってきます。
すると、さっぱりとした脂の国産マアジへと嗜好が移っていくわけです。
ちなみに、私はおっさん化が進んできているので国産マアジを好みます。
外国産のアジは主にオランダ、イギリス、アイルランド、ノルウェー等が産地。
サバとか、ノルウェー産がおおいっしょ?あの海域は栄養豊富なので泳ぐ魚も肥えているというわけ。
あ、時々お店の売り場とかで『トロアジ』『トロサバ』とか表記されているのを見かけることがあるんだけど。
あれって、食品表示法上だいじょうぶなんかね?
トロアジもトロサバもこの世にはそんな種類の魚存在しませんから(笑)
脂がのっている=トロ
この図式に当てはめ、勝手に名付けただけですから、アレ。
どうなんでしょうねー?よーわからんですが。
さぁ、国産のまあじに話し戻しましょうかね。
脂ののった国産のマアジ。それはもう最高です。
スーパーなので一枚100円近辺の金額を行ったり来たりしているような、安物のまあじと比較しちゃぁいけませんよ?
一枚300円~500円の値がつく、そんな高レベルのマアジをゲットし、食べました。
いやぁ、世界観が変わるよ?マジで。
肉厚なの。
ふっくらとしていて、焼いていると脂がどんどんにじみ出て、滴り落ちるの。
サイズは大き目。かといって、成長しすぎた大味のアジまではいかないベストサイズ。
あのマアジは過去のひもの知識を覆すほどの衝撃ひものでした。
大してうまくない、ペラペラの廉価ひもの数枚買うより、一枚に集約して買ったほうが満足度が段違いで高いです。
ただ、難点なのは…。
それだけおいしいひものが干物産地である沼津近隣大型量販店などでは手に入りにくい点。
高いと買わないんですよね、今って。
景気上向きとか、アレ情報操作だろ?だって、私の給料全く上がってないし。かわりに様々な税金が増額され、逆に生活厳しくなってきているんだもん。
どこだろうね、景気良くなっているのって。金持ち連中、自動車関連のごく一部じゃないのかね?
アンケートのとる相手限りすぎじゃないっすかね?国のお偉いさん方よ。聞いてるか?(笑)
おっと、話がそれたね。
なんだっけ?ひものだっけ?
いわゆる高級ひものは高級デパートとか、料亭とかに流れて行っちゃってるんだろうよ。
本当においしいひものは地元ではなく、おいしさをわかってくれて、それに値する対価を払ってくれる首都圏へと出荷されていく。そんな残念な構図が成り立つわけです。
なんだか悲しいねー。
地産地消ってなんだろね(笑)
沼津のひもの屋さんは、味付けに使用する漬け汁『塩汁』を独自で持っています。
使い込んだ塩汁、うまみが凝縮された塩汁を各々使うため、出来上がるひものの味も変わると、そういうわけです。
ぜひ食べ比べてみてほしい。違うの分かると思うよ?
んで、だまされたと思って高いひもの買って食べてみてほしい。
価値観変わるから。
そんなことを願いつつ、本日のお題「最近食べておいしかったもの」は『沼津名産まあじのひもの』でした!