先日の「自己認識講座」では、
自身の「〇〇でなければならない。」
というもの…
自分を緩めることができないものをリストアップして頂きました。
「人に会ったら挨拶をしなければならない。」
「人に迷惑をかけてはいけない。」
「整理整頓をしなければいけない。」
「兄弟は仲良くしなければいけない。」
「お金は大切に使わなければいけない。」
等々…
幼少期の親からの躾、社会からの影響が大きいのです。
なぜそうなのか?
どうしてそう思うのか?
起源はどこにあるのか?を探っていきます。
参加者の方は、結構子どもの頃、親から言われた言葉が深く残っていました。
例えば、
「お兄さんが死産でなかったら、あんたは生んでなかった。」
「あんたを生まなければ良かった。」
「育て方間違えた。」
など。
自分の存在が否定されたような言葉。
親は何気なく言ったかもしれません。
虫の居所が悪かったのかもしれません。
親の親はどういう育て方をしたのか?
環境、社会背景はどうだったのか?
いろんな要因があるにしろ、子どもにとっては、大きなダメージを与えます。
それは親がこの世からいなくなっても続きます。
そうして自己肯定感が低い傾向になります。
完璧な親なんて、いないのです。
たいていの親は我が子はかわいい。
愛おしいのです。
でも親も言ってはいけないことを分かっていなかったのですね。
親も未熟だったということです。
そのようなことを理解し、私はいつしか自分を許すことを覚えました。
いろんな感情を見つめた時、それはどこから起こるのか?
本当はどうしてほしかったのか?
そのように観察していくと、「そうか、そうだったんだね。」と許せるのです。
自分を許せるようになると、他者も許せるようになります。
完璧な人間なんていません。
誰でも間違いを犯します。
さて、今世どのように生きたいですか?
親や社会の呪縛から自由になり、本当の自分を取り戻す時が来ています。
命のやりとりがない平和な時代、そのような国に生まれて来た私達。
何をしたいですか?
何がほしいですか?
自分を縛っているのは自分自身です。心身ともに自由になったら、最強ですね。✨