先日、ネット上で気になる絵をみかけた
「闇金ウシジマくん」という人気漫画らしい。
主人公のウシジマくんが一万円札をもって
「約28円。」
「金は価値と交換できる引換券だ。」
「金自体に価値はねえよ。」
と、のたまっている。
先ずは結論を言いますね。
ウシジマくんの言っていることはデタラメです。
「約28円。」というのは1万円札の製造コストのことでしょう。
これについては調べたことはないし、興味がないので調べるつもりありませんが、まぁ、そんなもんでしょう。
こんなことは重要な問題ではありません。
でも、一つ指摘しておくと我々が日常の買い物に使う紙幣・硬貨はお金の本質ではありません。
それは、証書というか情報媒体です。
貨幣はお金の総量に対し、全く足りません。
しかし、みんなが現金取引をする訳でないのでかまわないわけです。
みんなが銀行にお金を降ろしにいったら取り付け騒ぎがおきます。
問題はその後の2つの吹き出し。
「金は価値と交換できる引換券だ。」
「金自体に価値はねえよ。」
ハッキリ言いましょう。
金は搾取と支配の道具です。
こう書くとマルキシストか陰謀論者と思われてしまいますが、実際にそうなっています。
交換の媒介だとしたら、労働者は労働の正当な対価をもらっていると言えるでしょうか?
99%の富を1%の人たちが所有していると言われます。
実際の比率はわかりませんが、1部の人にお金が集中しているのは事実でしょう。
お金が交換媒介ならこんな事態にはならないはずです。
その1%の人々は、世界にある99%の付加価値を創ったのでしょうか?
ありえません。
大衆から富を巻き上げていると考える方が妥当でしょう。
現在の通貨発行システムではお金はプラスとマイナスを同時創り出す。
誰かのお金は誰かの借金。
さらに借金は利子を付けて返さないといけないのお金の総量は増え続けていかないといけない。
借金とお金が表裏一体という事は、借金を返済すればお金の総量は減っていく。
こうなると、世界中の経済が破綻してしまうので常に新しい借金を創り出す必要がある。
そうすると、みんなにローンだ!クレジットだ!でものを買わせる。
そうでなくても、家賃・光熱費の支払いは毎月やって来る。
支払いの時に、ウシジマくんの言っている戯言をいったら、債権者は債権を回収しないで納得してくれるだろうか?まず、無理だ。
あなたが、サラリーマンならせっせと働いて毎月の支払いにあてるプラスのお金を稼がないといけない。
これから先、死ぬまで何らかの支払いをしないといけない。
「あぁ、お金がもっとあったら、全て解決するのになぁ~。」とため息をつく
ほら、もうあなたはこのシステムに組み込まれている。
ウシジマくんの言っていることは、あなたの救いになりません。
でも、毎月の支払いに追われているあなたはウシジマくんの言葉で少し気持ちが楽になった。
実際は明日からの生活が変わる訳ではない。
情報弱者を相手に金儲けしている連中はこうして甘言を弄して「私の著書を読んで、私のセミナーに参加すればお金の本質を知ることが出来る。そうすればお金から解放されますよ。」と言ってあなたから大切なお金を巻き上げる。
セミナーに参加すれば、毎月の支払いに頭を抱えているあなたに「お金に価値はありませんよ。」と優しい言葉を掛けてくれる。
何度も言いますが、実際には何も変わらない。変わらないどころか、こんなものに大切な時間とお金をつぎ込んでいたら悪くなる。
でも、気持ちが楽になる。まるで阿片のようです。
大部分の人にお金に関して同じような問題が起きている。
大勢の人に同じような問題が起きているということは、それはシステムの問題であり、あなた一人の心構えが変わったからと言って変わる訳ではありません。
もし、手っ取り早く変えたいなら、お金セミナーやビジネスセミナー等に行っていないでセミナーを開催する方にならないといけません。
それで、あなたは救われるでしょう。でも、その他大勢は救われません。
現状を変えるには現代の通貨発行システムのどこが問題なのかをハッキリと知る必要があります。
それは、これからこのブログで解き明かしていきましょう。
ヒロ
