茶道の心配り~表千家~ | Saraの言の葉の世界

Saraの言の葉の世界

想いが言の葉を育てて
言の葉が、人を笑顔にするのなら
私は、寄り添うように
綴り続けたい

こんにちわ。

ヒーリングセラピストの新生Saraです。

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

一雨ごとに紅葉が深まり

琥珀色のイチョウが

陽光に煌めいていますね。

 

最近は気候や体調などに

合わせてハーブを調合し

ブレンドして身体を温めているのですが

日本女性としては・・・・

たまにお抹茶が頂きたくなるこの頃です。

 

茶道の表千家理事のお家柄で

2歳から入門しお点前してきた友達に

改めて昨日茶道の世界の

薫陶を授けてもらいました。

( ..)φメモメモ

 

表千家は、華やいだ商家の裏千家とは

対照的でとても質素でありながら

五感が研ぎ澄まされる空間作りが

されているのが特徴的です。

 

季節ごとにお香を焚き上げる位置にも

変化をつけるそうです。

 

夏に使われる風炉(湯を沸かす炉)

には灰の中に木片をそっと忍ばせ

間接的にな香りを演出なさるそうです。 

 

あくまでも茶が主であるので

香りは柔らかく、漂い、寄り添い

自然に私たちを包み込んでくれます。

 

冬の間だけ使われている炉は

「炉を切る」と表現される窪みで

お湯を沸かし、冷めにくくする

工夫が見事です。

 

また夏よりもお客様に近い位置に

炉があることで、

部屋を早く温める効果も

見込んで作られているそうです。

 

お客様をお招きするときには

茶室から見渡せる庭先の

木の葉一枚・一欠けらに至るまで

埃を清め玄関先にお香を焚くことで、

 

非日常の世界へと誘う仕掛けを

人の手と自然との融合で

見事に作り上げていきます。

 

茶と自分が向き合うために

お湯を沸かす音色の中に

 

柔和な香り

土を感じさせる茶器

掛け軸の側には一輪挿し

 

茶室に揃っているものは静謐で

 

日常ではあまりに物質的事象に

囲まれている私たちが

原点回帰する刹那の空間

のようにも思えます。

 

 

日本人は、本来「間」というものを

とても意識している民族性があります。

 

空間と時間。

そして、相手さまとの距離の間

 

白黒はっきりさせることを敢えてせず

 

間を置き、風を詠み

空気を察するのです。

 

とても高度な精神性を培ってきた

文化とも言えるのでしょう。

 

私は「さり気無く」「押し付けではなく」

引き際を間違えない

本来の日本人の姿は

とても感慨深い感性だと想います。

(*^^)v

 

目には捉えることの

できないモノに対して

 

「風を詠む」「感謝をする」といった

日本人の感覚というものが

 

茶道には炯々と形態として

伝承されている気がしました。

 

先人達が築き上げてきてくれた

日本の心をもっと深く感じていきたい

と心から想います。

 

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

茶道の奥深さを

教えてくれた友達のお陰で

 

今度お抹茶を頂く時には

入れてくださる方の心配りを

もっと感じられそうでとても嬉しいです💛

 

今日も詠んでくださり

ありがとうございました。

 

ヒーリングセラピスト新生Saraの世界

https://sinseisara.com

 

※毎月限定10名様まで

メール鑑定をやっています。

詳細は、㏋でどうぞ☆彡