ご無沙汰しております。
制作はんだです。
舞台総合実習ⅤA『神聖喜劇』
10月10日をもちまして
無事幕を下ろしました。
350名のお客様
ご来場いただき
まことにありがとうございました。
春から夏、夏から秋にかけて
長い、長い、私たちの戦いはついに終わりました。
笑い、泣き、怒り、
それぞれが魂をぶつけ合い、一心に愛を注いだ舞台でした。
舞台総合実習では初めてであろう大規模な生演奏、映像演出。
初日のアンケート回収率は70%越え、
台風の影響で急遽振替えられた千秋楽は、4日前の告知にも関わらず、たくさんの方にご来場いただきました。
ブログから、メールから、mixiから様々なたくさんのご感想いただいております。原作ファンの方からの反響が大きく、再演を望む声もお聞きしております。ご希望の皆様にお配りできるDVDや上演台本の作成も行う予定です。
舞台総合実習ⅤAは今公演をもって解散しますが、メンバーはこれからも個々に活動を続けていきます。これからも温かく見守っていただきますようよろしくお願い致します。
学校では大西赤人さんを囲む会を催そうとか、ぜひ外で再演したいとか、山中湖で合宿だ!とか公演冷めやらぬメンバーの熱い声も出ています。
しかし、それは東堂の言葉を借りるなら、こう言うことができるでしょう。
「だが、それはもはや新しい物語―全力的な精進の物語、別の長い物語でなくてはならない。」
私が13歳の時に踏んだ初舞台は公演終了後、多くの役者から再演を望む声が挙がりました。
同じ仲間で公演をしたい。続きの物語をぜひ上演したい。私も、心からそう願っていました。
その後、制作から一通の手紙が届いたのです。手紙にはこう書かれていました。
「その芽を育てるのはあなたたちです。」
あの手紙を読んでからもう8年が経とうとしています。
私はあの時の芽を育て、種を産み落とすことができたと、この公演を通じて実感しています。
その種からはきっとまた新しい物語が紡ぎだされるのでしょう。
舞台を創り上げた、舞台をご覧になった
あなたの新しい物語はもう既に始まっています。
神聖喜劇で出会った人々が
また別の物語で繋がることを願って。
2009.10.15
メンバー今後の活動予定
2009年10月21日(水)/24日(土)
篠原和伸・山崎洋平 出演
江古田のガールズ『乙女の祈り』
@下北沢小劇場楽園
2009年12月
山崎大輔・岡田奈津実 出演
山岸剛 音響
劇団左手の法則『ガガーリンより早く』
2009年12月
髙崎稔弘 演出
『舞台総合実習DX』
@大山サブテレニアン
2010年6月
半田恭子 制作
ブルーノプロデュース(公演名未定)