初めまして。

 舞台総合実習ⅤA「神聖喜劇」に出演致します、山崎洋平という者です。

 演劇学科の劇作コース、4年生です。

 制作の半田さんに突然「稽古場の様子を書いて」と言われましたので、こうしてキーボードを叩いている訳です。

 昨日今日と稽古を休んだ(用事があったので事前に申告し、お休みを頂戴した)私に、何故半田さんは「稽古場の様子を書いて」と言ったのでしょうか。

 昨日今日と休んだ私に、何を書かせるつもりなのでしょうか。

 昨日今日と休んだ私に、どうしてこのタイミングで。

 ……一生懸命考えましたが、未だに答えが見付かりません。


 仕方がありませんので、昨日今日以前の稽古場風景を書きたいと思います。

 全くフレッシュな内容では御座いませんが、何卒ご了承下さい。


× × ×


 稽古場の雰囲気は、とても素敵だと思います。

 私が気付いてないだけかも知れませんが、なんの揉め事も起きてはいません。

 皆本番に向かって「ああしよう」「こうしよう」と、切磋琢磨しています。

 あと1ヶ月で幕が開きますが、それは同時に、このカンパニーの解散をも意味しています。

 それは私にとって、とても辛く悲しいことなのです。

 私はこの「チーム『神聖喜劇』」を、「好きだ」とは言いませんが、「嫌いじゃない」のです。

 現に、昨日今日と稽古をお休みして、なんだか寂しかったのです。


 私が抱いている思いは、つまりはそういうことなのです。


 ただ一つ不満なのは、皆私のことを「洋平さん」と呼ぶことです。

 舞台総合実習ⅤAは、本来は3年生の実習です。

 そこへ4年生の私が参加してしまっているのですから、3年生の方々は必然的に、先輩である私のことを「洋平さん」と呼ばざるを得ないのでしょう。

 しかし、です。

 私は皆に「洋平」と呼んで欲しいのです。


 「洋平さあ、ちゃんと台詞覚えて来て下さいよ」

 「洋平洋平、もう少し右に移動して貰えますか」

 「やりにくいですよ、洋平」


 私は皆に「洋平」と呼んで欲しいのです。

 理由はありません。


 すみません。

 話の途中ですが、ここで私のブログを終わります。

 眠たくなったのがその理由です。