今月も多めのお小遣いを渡した。
すると、1週間で1か月分の4分の3を使ってしまった。
「何に使ったの?」と聞くと、娘は逆ギレしたような態度で、
「だから分かってるから! 次は少なく使うから!」
と言いながら、私の肩を指で強く押してきた。
その私をにらむような憎らしい表情と態度に、私は思わず反射的に娘の右頬を叩いてしまった。
こんなにも甘やかしてきた結果、親に向かって指で強く押しながら反発する娘に育ててしまったのかと思うと、自分が情けなくて涙が止まらなかった。
でも、悲しんでいるだけでは何も解決しない。
私は気持ちを落ち着かせ、改めて娘に話をした。
「ママが聞いたのは責めるためじゃないよ。
だから、一緒に練習していこう。」
そう話して、私は娘にお金を足した。
そしてその夜
娘の反抗的な態度に感情が抑えきれず、私は反射的に娘を叩いてしまったことが心に重くのしかかり、夜はあまり眠れなかった。
朝5時に目が覚めても苦しさは消えず、涙が止まらない。
家にいても落ち着かず、私は外に出た。
人の少ない道を、涙を流しながらただ車を走らせた。
そして帰ってくる途中、私は考えた。
娘が目を覚ましたら、きちんと伝えよう。
「ママはあの時、とても腹が立った。でも、叩いてしまったことはよくなかったと思っている
あなたの態度がよかったとは思わない。でも、だからといって叩いていいわけではなかった。
ごめんね。」
そして同時に、
「人を指で押したり、威圧するような態度もよくない。
お互いに嫌な気持ちになった時こそ、相手を傷つけない方法で伝えよう。」
と思っていて
帰宅後、目を覚ました娘に謝りました。
しかし返ってきたのは、
「どっか行って!」
という強い言葉でした。
本来なら、「人を指で押したり、威圧するような態度もよくないよ」と伝えることも必要だったのかもしれません。
けれど、その時の私にはそんな余裕はなく、ただ娘に謝ることしかできませんでした。
そして連日
何をしても娘に怒られる。
時には怒鳴られる。
言い返したくなるときも、ぐっと飲み込む。
悲しい気持ちも、悔しい気持ちも殺して、母を続ける。
いつも通り声をかける。
ご飯を作る。
欲しいものを用意する。
困っていたら手を貸す。
親だからできることを、ただ淡々と続ける。
親修業とは、子どもを育てることではなく、
どんな時も愛する力を育てることなのかもしれない。