鹿児島港は鹿児島駅と綿密な繋がりがあった。


鹿児島駅は鹿児島に物資の流通ルートの役割という事で古い歴史的背景を備える。


鹿児島港には、離島連絡船、中央市場(青果市場)など、物流上、不可欠な役割を備えていた。


中央市場(青果市場)が1984年に移転し、それに乗じて1984年2月に鹿児島港から当時の青果市場までの路線、いわゆる鹿児島港路線が廃止となった。


当時は青果市場に駅も存在し、「鹿児島港駅」との駅名も存在した。


離島連絡船が内地(本土)に運んできた荷物、或いは内地(本土)から離島に運ぶ荷物を鹿児島港駅を通じて鹿児島駅から貨物輸送を流通ルートとしていた。

個人的に記憶しているが、昼頃に鹿児島港駅の線路に存在する貨物列車の入れ替え作業があった事を記憶している。


休みの日などは入れ替え作業を観に行った!

(画像では蒸気機関車が入れ替え作業中で写っています、この画像は昭和43年頃とのお話です。)



私が幼年期、学童期には蒸気機関車ではなく、ディーゼル機関車が鹿児島駅から鹿児島港駅の線路に現れ、貨物列車の入れ替えを行っていた。

入れ替え作業は観ていて面白かった!


ディーゼル機関車が貨物列車を牽引する場面、貨物列車がディーゼル機関車に押されて線路のポイントを通じて他の線路に入れ替えられる場面など、入れ替え作業は幼年期、学童期の私に何かを伝えてくれた!

(画像は昭和50年代に鹿児島港駅路線で入れ替え作業で貨物列車を牽引するディーゼル機関車・引用画像)

私がディーゼル機関車、貨物列車、鉄道、鉄道模型が好きな根源は、それにある!


幼いときに観ていたものは記憶に残ると言われているが、私が育った港の船と貨物列車はその通りである!