囲碁の九路盤は8ビットで、明るい白は1を暗い黒は0を表わします。
 111×111を計算すると、(1+10+100)×111で111+1110+11100の合計です。写真(1)は下から111+1110です。8ビットがICの基本単位ですから、それぞれ00000111と00001110と表わします。その合計が下から三段目。碁石をさわって実際にやってみて下さい。
 それに00011100を加えます。すると最上段の00110001、それが111×111の合計です。
 写真(2)、先の合計から00000111を引きます(下一段目)。コンピュータにはマイナスがありません。8ビットを越す100000000を0とします。00000111をひっくり返して11111000とし、それに1を加えたもの11111001がマイナス00000111です。両者を加えると0になるからです。引く代わりに下二段目を加えます。その合計が下三段目です。8ビットを越すものは消去します。
 同様にそれから00001110を引く代わりに、そのマイナス11110010を加えます(下五段目)。8ビットを越すものは消去して、その合計は00011100(最上段)。
 碁石をさわって、コンピュータの数の計算(四則演算)を実感して下さい。

(註)1+1=0で1のケタ上がりとなる。