不思議の国のアリスやトムキンス氏と一緒に、数字が1しかない2進法の世界に迷いこんでみよう。そこにはこんなデジタル時計があった。
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        | 0.▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢ 日  |
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 そして最後の枠の中は、私達がよく知る1分より少し遅く0と1を交互に繰り返し表示していた。二人は驚きこの世界の住人に、時間や分はないのかと問う。『公には先の枠の100個が時間で後の枠の110個が分。でも桁を表す0を先に言うルールがあるだけで、どこで切っても個人の勝手』と。
 公には4枠が時間で6枠が分で、1日を1として1桁ごとに半分10分の1に切っていって10,000時間に分け、1時間を1,000,000分に分けている。その1時間は私達のそれより1.5倍長い(2の4乗は16で16分の1と24分の1との比)。その1分は私達のそれより1.4倍ほど長い(1.5倍長い1時間を2の6乗の64で割る)。
 トムキンス氏『私は引退したら、時間枠を1つだけにして1日を10時間で生きるようにしよう。正午が1時だと何か時を得した気分になれる。』と。