公安警察が国を滅ぼす!(力入ってる良質サイトのご案内)
反米嫌日戦線 LIVE and LET DIEより一部転載。
鈴木邦男 著『公安警察の手口』ちくま書房を読んだ。鈴木さんは言わずと知れた元新右翼「一水会」出身の論客だ。
公安によってガサ入れを始めとするイヤガラセを受け続けた当事者の手記だから、おもしろくない訳がない。200ページはいっきに読み終えた。
結論からいうと、公安警察とは、道路公団や社会保険庁などと同じで、「組織の縮小」や「廃止」を恐れる「税金無駄遣いの集団」であるということ。
●もし仮に治安を守るための人員が不足しているのであれば、公安警察や機動隊の余剰人員をまわし、「今ここにある危機」に対処させるのは理の当然であろう。しかし、そんなことは絶対にしない。国民の日常的な「安全」を犠牲にしてでも、公安は自らの巨大な組織を維持しようとする。いったん確保した人員や予算はどんなことがあっても手放さない。
●活動家の数が増えるのは公安にとっても都合がいい。なぜなら「もっと予算を」と言えるからだ。
と鈴木さんは主張する。その通りだと思う。交通違反がなくなれば、警察の予算は縮小するのと同じである。右翼や左翼の活動家がいなくなることは認められない構造がそこにある。
◇公安と右翼のユル~イ関係
驚いたのは、「公安に利用されている右翼」が多いということ。鈴木さんの文章から、驚くような事実がボロボロ出てくる。
●いざ右翼団体をつくり、街宣車を手に入れたが、さて何をやっていいかわからない。そんなこともある。そういうときは公安が来て指導してくれる。「そうですね。とりあえず軍歌をかけて朝から晩まで街宣車を走らせたらいいでしょう。それも共産主義者や政治家への脅威になるでしょうから。でも、右翼団体となると綱領と規約が必要ですね。そんなものは私らが作ってあげましょう」そう言って、綱領や規約を作ってくれることもある。嘘のような話しだが・・・
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