いつも寝てばかりの母。

私が小学校入学前、3カ月ほど入院した。

私達兄妹は、元いた家に預けられた。父は、こちらの家にも、時々しかいなかった。私は父の妹に面倒をみてもらった。毎日毎日母の悪口を吹き込まれ、悪口を吹き込まれても、母への愛情は、変わらず、母への思いは増していた。1人誰にも気づかれない場所で泣いていた。

退院後、お隣さんが、心配して、世話を焼いてくれるようになった。

お隣さんは、母に宗教を勧めた。


母は、信仰を持ち、希望を持ち、宗教にのめり込んだ。

母が、神様にすがる気持ちも分からなくはない。が、私には、神様にすがる気持ちは全くない。

けれど、子供は、母親の言うことに従わなくてはならなかった。

神様ファーストにならない私に、母は、ベルトでお尻を叩いた。宗教の教えだ。

宗教。やりたい人がやるのは勝手だが、子供であっても、他人に押し付けるのは、絶対違う。

信仰もないのに、集まりに連れて行かれ、信仰もないのに、勧誘に連れて行かれ、信仰もないのに、普通の学校行事に参加出来ず、子供だから従うしかなくて、暗黒の時代だった。