旅2016 走る血液〈10/20〉まだ自分が小さかった頃に育った家は、国道沿いのマンションの10階でした。そこからの景色はいつも右や左から、勢いよくクルマが流れていく風景がありました。いつも、 あのバイクはどこまで行くのか、 あのクルマどこに帰るのか。そんな景色を毎日眺めていると、よく道路が血管に例えられたりするのが分かる気がします。新鮮な状態で勢いよく出ていく動脈と、あちこち巡って戻ってくる静脈。道路がまるで地球の血管のように世界中に広がるのなら、そこを走り流れる熱い血液に今の自分はなれているのでしょうか?