▼ 開業ラッシュ?
近所に「しのクリニック」が開業する。
シノ妻や義母が,近所の知り合い数人から「お宅,開業するの?」と聞かれたらしい。
もちろんそんな予定も見込みもつもりも甲斐性もない。
なので,「まさか・・・ウチはないよ」と答えること幾度だったようだ。
すると今度は,近所で開業中で同級生のランから電話がある。
「・・・ところでさぁ,今度近所に開業するしのクリニックって,身内のヒト?」
「ほんなワケないやろ」
「まぁそうならええけど・・・てっきり関係者かと・・・」
「ウチはランクリニックさまさまやないの・・・ウソや無いって」
こう多方面からいろいろ言われると,打ち消すのもなんだか面倒になってくる。
▼ 看板は柔らかめで・・・
そう言えば,新規開業のクリニックって,なぜ平仮名表記が多いんだろう?
この「しのクリニック」も,なぜか「篠クリニック」とか「志野クリニック」ではない。
「ランクリニック」もそうだ。
中には女医さんらしく,「まゆみクリニック」だの「なおみクリニック」だの,自分の名を冠する傾向もある。
政治家でもあるまいし・・・・・平仮名にするメリットなんて無いんちゃう?
確かに平仮名にすると,なんだかやさしく親切な感じはする。
わかりやすく丁寧に病状を説明しますよ・・・ってな宣伝効果を狙っているのか?
いかなる理由があるのかは知らんが,看板名は柔らかめが流行りだ。
▼ 縄張り争い?
まぁ,ランが新規開業を気にする理由はわからんでもない。
競合相手は少ない方がいい。
誰しもそう思うだろう。
診療圏というのがある。
地方都市周辺部のこの辺りでは,クリニック開業地から半径1㎞以内を指すようだ。
この診療圏内の住人ならば,なにかあれば罹ってくれるだろうという目安。
つまりはそれによって,受診する患者数を予想したりする。
もっとハッキリ言えば「縄張り」みたいなもんだ。
なので,診療圏内にある開業医がいわゆる「商売がたき」になる。
ラン先生の縄張り内に,このたび2件の商売がたきが開業することになるという。
しのクリニック以外にも,整形外科のクリニックができるらしい。
そのクリニックは,〇〇病院の整形外科部長だった先生で,年齢は45歳ほど,出身大学は・・・・・と異様に詳しいラン先生。
こういう事情は,薬屋さんを通じていろいろ入ってくるらしい。
まぁ少しナーバスになる気も分からんでもないが・・・
堅実で真なる医療を心がけていくことしか,なにもしようがないだろう。
わかっちゃいるけど,やめられない・・・か。