クソミソな予行 | 『しのゼミ』

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日常で出会った「気付き・笑い・学び」を綴っています

今日は,今度の研究会発表にデビューする若手の後輩クンための発表予行があった

発表する症例は,今までの報告が100例に満たない希少なもの.

これまでの報告を血眼になって捜してもたったの2-3例なんてレベルではないが,まぁまずまず珍しいレベルと言えるか.

なので,それをいかにスライドに表現できるかが勝負となる.



総数18枚ほどのスライドだが,みんなでよってたかって悪いところを指摘した.

そうしたら出てくるわ出てくるわ・・・

余白が広すぎ,文字が小さい,誤字が多い,ミススペルが多い,文章が長すぎ,文章が言い足りない,写真がピンボケ,関係ないことが書いてある,ポイントが絞れていない,文献を調べきっていない,標本の読みが甘い,スライドの流れが悪い,白色の背景がまぶしすぎ(っていうのは勘弁してやれって),・・・・果てには,どうしてこの症例を選んだのかってのも飛び出した(自分が選びました!orz).

遠慮せず指摘していたら,2時間ほどがあっという間に過ぎてしまった.

そうして,苦労して作られた後輩クンのスライドは,すべてが作りなおしと相成った・・・.

後輩クンも最後のほうは“あきれ笑い”を浮かべて「もう勘弁して~」ってな状態.

まぁ最初だからこんなもんかなぁ.

若手のしやすい過ちその1:基本単語のミスユース(血流の流れが・・・おなかの中の腹腔内・・・ってカブってるよ)
若手のしやすい過ちその2:調べたことを全部話したがる(あれもこれもそれもぜーんぶ言いたくってうずうずうず・・・)
若手のしやすい過ちその3:思い込みの決め打ちしやすい(ここの変化が決め手で・・・っていうけど,大したことないよ)
若手のしやすい過ちその4:文献に頼りすぎ(・・・という報告があるって言うけど,自分の目でしっかり確かめたの?)

今日の後輩クンは,ものの見事にこれらに当てはまっていた.

まぁこんな風にクソミソに言われて落ち込むんだが,続けていると慣れてきてだんだん“さま”になってくる・・・そんなもんだよ.

みんな通ってきた道なんだぞ~(でも今日はちょっと言い過ぎたかも・・・?).