いつも火曜日に見ている子がいるんですが、高校2年生の彼はまだ10月から関わり始めたばかり。
お母さんからは「家では勉強しないんです」なんて相談を受けることもあります。
で、よくよく話を聴いてみると・・・。
学校で、めっちゃ勉強してました。
夜8時までって言ってたから、3~4時間ほどでしょうか。
しかも、教室の隅っこで明かりを調整したり、集中できる工夫をしていたり、
賢い友達や彼女にどんどん質問したり、上手いことやっているんですよね~。
さらに、彼曰く、学校でやる理由は「すごく集中できるし、分からないことがあれば、すぐに先生に質問できますよね」って。
おおおおおお!!やってるやん!!!!
って思いました(笑)
家では勉強していないけど、学校でめっちゃ勉強していました。
しかも、自分なりに工夫して。
こうやって、自分で考えて、自分で勉強して、自分で工夫していく。
そういう姿勢を子どもが早めに身に付けてくれると、彼のこの先の人生においてすごく楽なんですよね。
どうせ、仕事を始めてからも勉強はする必要がありますから。
勉強は嫌いよりも、好きな方が絶対にいいんですよね!!
その勉強話を実に楽しげに話してくれるんですよね♪
勉強のことについて、こんなに楽しそうに話してくれるようになったのが、僕はとっても嬉しいんですよね。
実際に、僕と一緒に勉強をする時にも、今日は何をするかは自分でちゃんと考えてくれるんです。
僕があれしろ、これしろなんて言いません。
聞いたら、ちゃんと考えて、教えてくれます。
今日はこれやりたいです!って。
すごいと思いません?
勉強ですよ。遊びじゃなくって。
勉強のことに対して「今日はこれやりたいです!」ですよ。
子どもに勉強をさせるために悪戦苦闘している方には、申し訳ないけれど、コミュニケーションの取り方を変えれば、ちゃんと子どもはそれに応えて自分から勉強を始める。
僕が見ている子は、ほとんどそういう変化が起こっています。
そうすると、自分なりの毎日の勉強習慣をつけてくれるんですよね。
その勉強習慣も僕が教えたものではなく、自分で考えたものです。
だから、勉強習慣が続くし、改善しようというモチベーションも起こるんです。
彼を見ていると僕の方が感心させられます。
僕が見ている子には、もっとすごい事が起こります。
彼ももちろん例外ではありません。
まだ見始めて2ヶ月くらいですけどね。
それは、「自分で課題設定をする」ということ。
つまり、自分で宿題を決めてくれます。
僕「次回までに何やる?」
彼「これをやろうと思います。」
僕「これをやったらどうなればいい?」
みたいに聴くと、ちゃんと先まで見据えて、目標に近づけるような課題を自分で考えて設定しています。
自分で考えて設定するから、自分でちゃんとやるんですよね。
まだほとんどの塾や家庭教師、学校では勉強をやらせるんです。
勉強をやらせている限りは、勉強は身にならないし、宿題以上のことはしなくなります。
それは、学習ではなく、作業です。
勉強している『フリ』はしていますが、頭に入っていないことが多い。
本当にそのままでいいんでしょうか?
子どもに自分から勉強するようになってほしい!!
そう思う方は、ぜひ一度お話しましょう♪
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