望みは何と訊かれたら (新潮文庫)/新潮社
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どーもこんばんは、東雲です。

明日の夜のドラマ、原作者の名前を見てふっと思い出したので。

本の感想というか、感触というか。

この本は、表紙買いでした。本屋をうろうろしていたら……

このひしめく、モルフォ蝶かな? これに目が吸い寄せられました。

なんて幻想的なんだろうか、と。

実際にはこちら以外のバージョンの表紙もあるようですが……

個人的には、こっちのが好き。

どういった本か、というのは自分で本のレビューや紹介を見ていただくのが、一番よろしいものです。

あなたが表題の言葉を尋ねられたら、どう答えるでしょうか、思い浮かぶでしょうか?

ただわたしの読んだ感想とするならば。

まるで、私の達の体のように。(体には、肉と、血がつまっている)

本一冊に、表現しがたい、生々しさがつまっているようだと思いました。

本を開けば、鮮明に、思い浮かぶ文章の雰囲気、話。

それはひらべったいものではなく、生きているかのような、感触。

文章の、魅力なのでしょうか、作者様の。

背筋を下から上へと通り抜けるような、なんともいえない魅力。

登場人物の視点、全体の雰囲気、なんとも生々しい、としか言葉が足らず。

男女の、不思議……いや、背徳感が絡みついてくるかのような、

けれども性的な要素は感じない、そんなお話。

話の中盤ほどでしょうか。

メインである男性と女性の、ちょっとしたやりとりが印象的で。

うなぎを食べて喉に骨が刺さった、という女性。

その女性の喉にささった骨を抜いて、取れたよと女性に見せてから。

何を思ったのか、男性は自分の舌の上に乗せてから、嚥下する。

奇妙な魅力です。

人によっては、嫌悪感にも感じられるもの。

でも私にはとても魅力的に思えます、作品であるからこその生々しさ。

心が拒絶するのか、それとも肉が拒絶しても心は受け入れているのか。

この作者の本は他にもいくつか買いましたが、

どれも不思議な魅力です。

幻想的な関係にすら発展しそうでありながら、確実に現実に根ざしているお話。

最後の、終わりに向かう流れと言ったらもう、すごいとしかいいようがなかったです。

人にとって、愛でも恋でも友愛、尊敬でもなく、嫌悪でもないけれども心に残る人。

どんな形をしているかは人それぞれでしょうが、ひとつの、形をみました。

まとまりがないですが(笑)

読まないと、この感触はよくわからないなぁって。

ご興味ありましたら、調べてみてくださいませ。

あぁ、明日のドラマは恋 という小池真理子さんの原作をドラマ化したものですが、

どうせやるなら、私はこちらを実写でやってもらいたいなぁと思いました。

どれだけ、表現できるのでしょうか。

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さて……

最後に脱力しそうな、へたならくがきでも|゚Д゚)))



お粗末さまでした。

東雲