台風一過 | おぼろ月

おぼろ月

気ままに、気まぐれに…
その時々の思いを綴ります。

今夜の『十五夜』は、台風17号接近で諦めていたけど、

午後10時過ぎに雲が晴れて綺麗な満月が出ていた。






幼い頃、「月見」の日には祖母の作った「みとり饅頭(みとり小豆の餡の蒸し饅頭)」をお供えし、

そのお供えをお月さまが食べてたら、お下がりで食べることができた。

暗くなって、東向きの窓を開け、蛍光灯を消し、お饅頭をお供えする。

そして、昇ってくる満月を家族で待った。


月が昇って、しばらくすると

父が「お月さま、お供えを食べたかな?」

そう言って、明かりをつけると、

一番てっぺんのお饅頭の皮が、少しだけ摘み取ったようにはがれていた。


みんなで、お饅頭をほおばりながらの『お月見』


一人きりの「お月見」で、そんな昔の事を思い出した。



小学生になって、お饅頭の皮をつまんでいたのが

お月さまではなく、父だったことがバレてしまった。

小学5年の3月に他界した父との数少ない思い出・・・



今夜は、そんな父の事を思い出してます。