アメーバブログから、ホームページ内のブログに引越しすることにしました。
新しいブログはhttps://sinonome-wrok.amebaownd.com/pages/2003526/blog
パイプ煙草のパイプの表面には、ワックスが塗ってあります。
パイプを見ると艶やかですね。
あの艶はワックスなんですよ。
でも、中間煙道を改善すべく石膏で底上げする家庭でパイプを水洗いしていまい、ワックスが全部取れてしまいました。
「色白は七難隠す」と申しますが、ワックスがかかっていたおかげでごまかされていた傷が良く目立ちます。
パイプ煙草のワックスは、車のワックスと一緒で傷を隠しパイプを美しくするためのものだったんだなぁと感心しました。
ネットでパイプ用のワックスを買うことも検討したんですが、ちょうど彫刻刀の手入れ用にカシュー漆というものを持っていたので、カシューをワックス代わりにすることにしました。
漆塗りのパイプもあるくらいですから、たぶん大丈夫だろう・・・という感じで気軽に塗ることに。
もちろん漆塗り職人さんからすれば、「カシューなんか漆じゃねー」と言われるかもしれませんが、そこはご容赦ください。
カシュー漆というのは、カシューナッツのからから取れるものだそうで、素人でも簡単に扱えることからホームセンターでも販売されています。
早速塗ってみました。使用したのは「カシュー、ネオクリアー」クリアーといっていますが透明ではありません、若干のうすーく茶色が入ってます。
ワックスがとれてしまったパイプ、パイプがしょんぼりしてるようにみえます。
カシュー薄め液で少し薄めて塗っていきます。重ね塗りはしないで、少し厚めに一発勝負です!
縁日のりんご飴みたいになってます。
この、ふくよかな「ぼてっ」とした厚みがたまらんです。(*´д`*)
このふくよかな感じは漆独特のものですね、ラッカーやニスでは出せないかと。
カシュー漆が余ったので、彫刻刀にも塗っておきました、錆止めになるんですよ。