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「なぜ人の言うことを断れないのか」の続きから、「無価値感の作られ方」、「そして男女のコミュニケーション」のすれ違いなどについてお話しました。

 

なぜ、人の言うことを断れない方に「嫌だったら断ってもいいんですよ」というのかといえば、自分の選択によって人生が作られていくということと、

 

自分の人生を自分の意思によって形作っていくことが出来るのですよと、その力が自分にあるのですよということとを実感してほしいと思っているからです。

 

そういったことをわかっている方は、「人のせいにする」ことはすくないように思います。

 

これとは逆に、人の言うことを断れずにいる方は、自分の決断や選択が尊重してもらえないとおもっているので、自分の意見を主張するということをしなくなります。

 

人生の中で、自分の意見を認めてもらえず、否定され続けることで、「自分の意見や気持ちには価値がない」という信念や価値観を持ってしまいます。

 

そういった方は、自分の意見や気持ちに自信が持てず、絶えず周りの目を気にしながら生きることになり、ストレスも多いものと思います。常に交感神経優位の肩こり状態です。

 

そうなると自分の代わりに物事を決めてくれる、権威的な人間を頼るようになり、自らの頭で物を考え決断することを放棄し、自分以外の誰かに人生の支配権を明け渡すようなことをしてしまいます。

 

誰かの下について、権威的な人間を頼るほうが楽だという、安易な方向に流れていきます。

 

しかし、こういった方は、自分が嫌だと思っていることでも頼まれたり命令されれば、自分の気持ちを押し殺してでもやりますので、自分で選択していない分、よく「人のせいにします」(笑)

 

こういったことを自己欺瞞というのかもしれませんが、自分の気持ちを見てみぬふりを続けているものですから、「本当は自分はどうしたいのか?」という

 

自分の気持ちもわからなくなっているのです。

 

こういった方が、どうしたら本来の自分の気持ちに気が付き自己欺瞞を止めることができるのか?

 

まずは、自分が嫌だと思っている、嫌だと感じてるということに気が付き、自分が何を嫌だと思っているのかを一つ一つ地道に洗い出してみるのも一つの方法ではないかと思います。

 

自己欺瞞にまみれている人に「やりたいこと、好きなことは何ですか?」と聞いても、「わかりません」とかえってきます。

 

これは、一部の人だけの話ではなく現代人の多くがこのような状態なのではないかと思います。自分の魂さえも失っているのです。(魂とか比喩ですよ。)

 

男女のコミュニケーションの違いは少しだけ話しています。男女関係についてもまた話します。

 

お困りの方はご相談ください、お力になります。

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