冬のライヴツアーの発表があった。
もちろん行きたいのだけど
私の中では、この8月頭のイベントが
今年度のライヴ納めのつもりだった。
きっと、あの曲をあの人とコラボして、
最高の締めくくりの予定が…。台無し。
これは、冬のライヴ決定だな!
さて、そんな訳で
どこかにスカパラの欠片は落ちてないものか
探しながらライヴを聞く。
曲紹介で「チャーハン」が出てきて
「炒飯」と置き換えカトゥーさんを思ったり
客席の上を支えられながら
渡っていくボーカルの人を見ながら
大森スパイダーマンを思ったり、
もちろん、ライヴ楽しいし
思った以上に耳に馴染む音楽あるし
若い子たちも優しいし
でも、体の疲れとともに
スカパラの欠片探しも虚しい気がしてきた。
そのタイミングで、次のバンドの
セッティングが始まった。
あっ、キーボードがある!
sumika
リハーサルから、ハッ!とする。
あぁ、スカパラ沖さんとは違うけど
何だ!この子のキーボードは!!
メッチャ心の切なくて痛いとこ突いてくる。
曲調は明るすぎるくらい明るいのに、
ものすごく刹那的。
メンバー、みんな可愛い。笑顔最高。
でも、すごく儚い。

思い出した。この感じ。
10代の後半から20代の前半くらい、
部活とか、片思いとか一直線。
無謀な事をやたらとしたかった。
何にも怖いものなくてガンガン行くけど
物事に限界があることに気づき始めて
その限界が見たくて必死に突き詰めて、
でも限界が無いんじゃないかと
まだ夢みながらガンガン行く。
どっちにしても必死に進むのみ(笑)。
地に足付いてない、甘い、
よく言われたなぁ。
そんな大人と子どもの間を
行ったり来たりしている姿や音が
キーボードにのって刺さってきたんだ。
イベントで接した若い子の姿が重なる。
自分の若い時の気持ちが重なる。
泣けてくる…。
まだまだ走り出したばっかのバンド、
でも、バンドとしての致命的危機があり、
音楽の方向性の模索があり、
それを乗り越えて
音楽が出来る幸せを発信してるのも
いっぱい伝わって、温かい気持ちで
ライヴが終わる。

スカパラが紹介してくれた(強引だなぁ)、
新しい音楽との出会い、
若い子たちとの触れ合い、
今日、来て良かった!!
そんな気持ちで会場を後に。
帰り道、ポロポロ目から汁が止まらない。
止め方、誰か教えて下さい。
珍しくライヴでビールも飲まなかった。
そんな感じでもなかったから。
終わってからは何か酔えなくて
いっぱい飲んでしまった、
締めの一杯のほろ苦い甘くてすっぱい味
(グレープフルーツの味だわ)
思い出す度にキューって切なくなる。
