ゲームボーイ:『X エックス』 | sinobintage

ゲームボーイ:『X エックス』

sinobintage-ゲームボーイ X エックス

ハード性能の低さ(と敢えて書く)を逆手に取り
思わず座布団を投げたくなるクオリティに仕上げてきた
ソフトというものは、ジジィゲーマーゴコロをくすぐる。

この「X エックス」は、モノクロのゲームボーイ液晶の中で
宇宙空間の広がりを感じさせようというに難題に挑戦し、
見事に成功したタイトルである。
ワイヤーフレームと最小限のBGMをセンス良く使いこなし、
骨組みだけの紙飛行機のようなグラフィックが
ユーザーの想像力でどんどん色付けされていく。

後に発売される「ワイルドトラックス」や
「スターフォックス」といったタイトルにも
「X エックス」で培われたセンスが確実に息づいている。

と、勝手に思っている。

sinobintage-ゲームボーイ X エックス

当時のクロスレビューを引っ張り出してみた。
上から浜村通信、ジョルジョ中治、渡辺美紀、TACO.X。
いつも辛口のTACO.X氏の評価が高いことからも、
いかにゲーマー受けの良いタイトルであったかがわかる。

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  タイトル:X エックス
    機種:ゲームボーイ
  メーカー:任天堂
   発売日:1992年5月29日
    価格:3,800円
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