最近話題の、「”SEX教団”ザイン」。
仕事終わりに新聞を読んでいたら、私設の軍隊を作り、クーデターを目論んでいたらしい。
民主主義を打倒し、武人による政治体制にし、貴族階級を作るらしい。
まあ、大部分の人は、鼻でせせら笑うかもしれない。
それでも私はこういう物の考え方を持つ集団を放置するととんでもない事になるのではないかと危惧する。
まず一つに、人が一人でもこういう集団に殺害されては手遅れだという事。
命や人格というのは、尊重されなくてはならない。
しかしこういう考え方の人間は、己の思想を完遂するという”エゴイズム”の為には、人格をも平気で踏みにじる。
本来、人というものは、自己主張をするならば、相手の主張も尊重しなければならない。
その上で論争し、互いの主張の質を高めるのが本来の姿であると思う。
が、民主主義を否定する人間には、その論理は通用しない。

そしてもう一つ。
人間は、根本で平等というのを求めない生き物なのかもしれない。
民主主義は本能ではなく、理性によって成り立っている。
本能をむき出しにする者ほど怖い事はない。
自分を引っ張る一人のカリスマと、自分より身分の下の人間がたくさんいればいいのではないだろうか。
大きな社会で抑圧されていると思う人間ほど、小さな社会に入り込み、他者を抑圧したがるものではないだろうか。
そんな気がするのだ。
だからこそ、”オウム”なり”ザイン”なりにすがるのだと私は思っている。

(終わり)



※日曜日は観る人も少ないと思うので毎週マジメに書く日にしようと思います。
 いや普段もマジメに書いているけどさ。