今日、私にも召集令状が来た。

結婚式の招待状という名の。

要するに、お祝いの為にお金を下さいという事だな。(違います)
まったく何が○○プリンスホテルだ。

大体こういうホテルの結婚式に出席して、いい思い出は一度も無い。
まあ数少ない、古くからの大事な友人なので、行くつもりではあるのだが。
もうこの手の友達で結婚していないのはいないのでまたしばらく行かなくて済むだろう。
こういうしがらみみたいなのが面倒なので、あまり深く人とは関わらない。
あまり深く関わらずに、相手がいざ困った時には多少手助けしてあげるぐらいがちょうどいい。
”ふぞろいの林檎たち”の国広富之的立場ね。

何年か前、やはり友人が結婚するというので相手から連絡がきた。
新郎も新婦も友人だ。
式の最中にカラオケを歌ってほしいという。
新郎新婦双方の親類とかが歌った後、最後を締めてほしいという。
まあこういう時の頼みだから断るわけにもいくまい。
承諾した。
最後を締める歌だからというんで、ここはウケを狙わずに心を込めて、しっとりと、
山根康広の”Get Alone Together”
にしたさ。
そして当日が来たさ。
セレモニーが進んでとうとうカラオケさ。
何人か歌ったあと、自分の番が来たさ。
歌ったさ。

想えばただ傷つけ 泣かせた夜もあったね
こんな僕ではあるけれど 誰より君を愛している


深夜の君の電話 さみしい声を聞けば
二人遠く離れている 距離がやけに悔しかった

もう二度と放さない君の瞳 僕は君をずっと守ってゆく
同じ時間の中 同じ道を歩き
想い出刻み込んで…

今、君に誓うよ 僕を信じていて
その瞳をそらさないで その笑顔を忘れないで

いい事ばかりじゃないけど 涙はもういらない
だってこれからいつも君は一人じゃないのだから…




さあ、ここからだと思ったら、音楽が段々フェードアウトして、

はい、すいません。

時間が差し迫ってますので

ここまででお願いしまーす。

(by 司会者)

おいおい。
冷たい雨の中傘もささずに歩かなきゃこの歌の意味ないだろみたいな。
まあそれでも、自分大人だから、時間が無いならしょうがないと思って席についたさ。
そしたら司会者が今度は、

今日は特別ゲストにも来て

頂いております。市議会議員の

○○先生です。



その議員先生、民謡を7番まで歌ったからね。
この時からかな、世界征服して権力者になろうと誓ったのは。

結局自分が言いたいのは、

結婚する人は、

みんな末永くお幸せに。


という事。

それと誰か、私の”Get Alone Together”を最後まで聞き届けてくれる人いませんか?