- 著者: 宮沢 賢治
- タイトル: 銀河鉄道の夜
私、宮沢賢治が大好きであります。
この人に憧れて、高校は農業科に入ったぐらいです。
しかし、子供にこの”銀河鉄道の夜”を読んでと言われるとちと困ります。
私の知ってる子にこうた君という小学校1年生の子がおりまして、
”おじちゃん読んでー”
と言われました。
私は内心思いました。
お前、表紙に騙されているかもしれんが
この話めっちゃ暗いぞ。
あらすじはご存知の方多いと思いますので割愛しますが、ぶっちゃけ、
最後、親友が死ぬって
話ですからね。
小学校1年生の子が読むお話じゃないとは思うのですが、ここで大人が逃げちゃいけません。
読み聞かせる事にしました。
昔を思い出すなー。
そして読み終わった後、こうた君が私に質問したのです。
”体を百回焼いたら、死ぬよね。”
私は答えました。
”一回でも死ぬよ。
これは物の喩えで、人の幸せの為なら百回体を焼かれるぐらい苦んでもいいって事なんだよ。”
さらにこうた君の質問は続きます。
幸せってなに?
”それを探しておじさんは32年間彷徨っているんだよ。”
”そーだなあ。それはきっとこうたが大人になったらわかるんじゃないかな。”
逃げた。
最後の最後で半平太逃げた。