真剣師というのは、将棋の勝敗によって賭けをする人の事を言う。
小池重明氏もその中の一人。
俺はこの人がとても好きで、関係の文献は全部読んだ。
だが俺は将棋がかなり弱い。
どれぐらい弱いかというと、とにかくしゃにむに王手をしようとして自分の玉で王手をしてしまうほど弱い。
すごい将棋が好きというわけでもない。
何でそれなのに、好きなのかという話からはじめる。
まだ二十代前半の頃、俺はものすごくやさぐれていた。
この”やさぐれ”という言葉を使うのが恥かしく思えるそんなダメ人間の頃。
今でもダメ人間だが。
ほっといてくれ。
俺は当時ものすごい酒飲みで、いつも会社には酒臭い息で出勤していた。
仕事はするにはしたが、よく上司と意見の違いで喧嘩もする。
昼休みは誰とも話さず本を読む。
ある日、会社の飲み会で同僚の女性社員と口喧嘩をした。
確か、男は仕事が出来なければ男として生きる価値がないみたいな事を言ってた事を俺が茶化したかなんかで喧嘩が始まったと記憶している。
酒飲むと記憶を無くすというが、意外とピンポイントなところは結構ずっと覚えていたりする。
女性社員曰く
あんた死んだ方が世の中の為になるから
俺も返す刀で、
お前、こんな世の中に
生きる価値を見出せてる訳?
俺はこんな世の中
早くおさらばしたいねぇ。
みたいな事を言ってた訳だ。
そこですかさず外野から、
よっ!
○○○株式会社の小池重明!
という野次が飛んだ。
(続く)
小池重明氏もその中の一人。
俺はこの人がとても好きで、関係の文献は全部読んだ。
だが俺は将棋がかなり弱い。
どれぐらい弱いかというと、とにかくしゃにむに王手をしようとして自分の玉で王手をしてしまうほど弱い。
すごい将棋が好きというわけでもない。
何でそれなのに、好きなのかという話からはじめる。
まだ二十代前半の頃、俺はものすごくやさぐれていた。
この”やさぐれ”という言葉を使うのが恥かしく思えるそんなダメ人間の頃。
今でもダメ人間だが。
ほっといてくれ。
俺は当時ものすごい酒飲みで、いつも会社には酒臭い息で出勤していた。
仕事はするにはしたが、よく上司と意見の違いで喧嘩もする。
昼休みは誰とも話さず本を読む。
ある日、会社の飲み会で同僚の女性社員と口喧嘩をした。
確か、男は仕事が出来なければ男として生きる価値がないみたいな事を言ってた事を俺が茶化したかなんかで喧嘩が始まったと記憶している。
酒飲むと記憶を無くすというが、意外とピンポイントなところは結構ずっと覚えていたりする。
女性社員曰く
あんた死んだ方が世の中の為になるから
俺も返す刀で、
お前、こんな世の中に
生きる価値を見出せてる訳?
俺はこんな世の中
早くおさらばしたいねぇ。
みたいな事を言ってた訳だ。
そこですかさず外野から、
よっ!
○○○株式会社の小池重明!
という野次が飛んだ。
(続く)