3月末から4月はじめにかけて実施されたアメーバブログのリニューアルだが、かなりの問題が発生している。
リニューアルとは是即ち”一新する”という意味でもあり、”再生する”という意味もある。
今回のリニューアルはどうやら、一新する方にばかりに力を入れて再生の方が疎かになっていたように感ずる。
再生とは、いい所を残し、悪い所は排除する事で機能を向上させる事だと思うが今回はまるでそれが逆になってしまっている。
代表的な例として、以前はシンプルで書きやすかった記事の入力。
これが、ある程度のHTML文書の知識が無いと訂正するのもままならないような仕様に様変わりした。
逆に、ブログ自体が重くてなかなか開かないという以前からの欠点はまったくといっていいほど改善されていない。
ブロガーの人はたまに”無料サービスだからって・・・”と言うが、実はそれは違う。
我々は普段ブログを更新する事によって、不特定多数の人が訪れる。
ブログには必ず、スポンサーのサイトへのリンクが強制的に貼られている。
その不特定多数の中の一部の人がそのスポンサーサイトを訪れる事により、宣伝効果が発生し、アメブロならばサイバーエージェントという会社がそれにより最終的に利益が出る。
つまり我々ブロガーは宣伝媒体なのである。
頑張って根気強く更新する人ほど利益を発生させるのがブログなのである。
無料でブログを使わせて頂きありがとうございますでは無いのだ。
こんなのは基本中の基本である。
まずサイバーエージェントの社員なら理解しているはずである。
そういう事も踏まえて考えれば、宣伝媒体であるブログが重くて開かない、更新意欲が沸かないような仕様にするというのは、企業努力が欠如していると言わざるを得ない。
これでは宣伝を依頼するクライアントの信用も得られる筈が無い。
信用と言えば、サイバーエージェントの社長である藤田晋氏は、あるニュース番組に出演し、ライブドアの堀江社長について、批判するとともにニッポン放送から手を引いた方がいいと発言した。
藤田社長という人は時流に敏感である。
堀江社長が、近鉄バッファローズを買収しようと行動を起こし世間の好意的とも言える注目を集めていた時には、散々自身のブログで懇意にしているような事を書いておきながら、堀江社長がマスコミから一斉に批判を浴びると、マスコミに同調するような事を公に発言する。
これはいかがなものか?
百歩譲ってもしそれが正しい意見だとしても、一時期業務提携していた会社の社長に掌を返し公に批判するのは、仁義に悖るといっても過言ではなかろう。
今、サイバーエージェントという会社に必要なのは、口先だけの営業トークではない。
まずは信用を構築する事では無いだろうか。