お笑いをやっているからといって、学生の頃とかクラスの人気者タイプかというと、それは違うと思う。
少なくとも俺は、そういう人間ではない。
小さい頃ずっといじめられっ子だったし、今でもどっちかというと人に嫌われるタイプであろう。
今の俺があるのも、一部の好意を持って接してくれる人のおかげだと思っている。
よくマスコミとかでイジメの問題を論ずる時に、
”いじめられる人間にも問題がある”
と言う人がいるが、そんな事はいじめられる本人が一番よくわかっている事であり、そんな事を公に社会で成功している人に言われたくないと思ってしまう。

世界のロングセラーといえば聖書である。
ロングセラーだけあっての2000年以上の時を経ていまだに人々に忌み嫌われる人もいる。
それが、イエス様の十二弟子の一人、イスカリオテのユダである。
イエス・キリストを銀貨30枚で裏切ったと言われる人だ。
一応クリスチャンなのに、こういう事を書いて!と牧師先生が読んだら怒られてしまうかもしれないが、俺はこの人に同情してしまう。
この人は裏切ってイエス様が囚われた後に、銀貨を返すからイエス様を処刑しないでくれと言って失敗し、泣きながら銀貨をその場に投げ捨て自殺してしまう。
俺は、そんなユダに人間らしさを感じてしまうのだ。
きちんと教会に通うクリスチャンの人が読んだら、お前はキリスト教の教理を理解していないからそういう事書くんだと言われたらそれまでかもしれない。
他の弟子たちも、イエス様の処刑後イエス様を裏切ったけど、復活したイエス様を見て悔い改めた。
だが、ユダは他の弟子と違い、悔い改めもしないで自殺したのだから、同情の余地はないと言われたらそれまでだが。
しかし、ユダはイエス様が復活する前に自殺している訳だし、本人が悔い改めていないかどうかは、実は自殺する前の本人の気持ちを確かめなければわからないと思うのだ。
聖書には、イエス様の口からユダは裏切り者であり地獄に落ちたという口述は無かったはずだ。
また自殺というのは大きな罪ではあるけれども、果たしてそれは、償う事は出来ない罪なのであろうか。