「こわい」という名の妖怪がいるそうです。
昔の人の空想の産物、いえいえ、
今でも現役活躍中、人間の生きる限り、
「こわい」も姿を次々に変えて現れ、
人間の数よりはるかに多く生息しているのかも。
天災、戦争、疫病、放射能汚染、交通事故等々。
人ごみの中をかきわけて、必死に目的地に
たどりつこうとするように、人間の一生は、
次から次へとまとわりつく「こわい」との戦い
なのかも知れません。・・・でも最もてごわい
「こわい」は、悲しみを知らない心の中に、
いつのまにか住み着いてしまっているのでは
ないかしら。
