私は料理を毎食毎食作るのが周期的に

苦痛に感じることがある。






メニューが浮かばない


疲れすぎて自分の食欲がない


台所に立つのが嫌(おばあちゃんが近くにいるから)






理由は様々だけど

どうしようもなく


「作りたくなーい!」


と叫びたくなる。





私は大人だ。母親だ。

家族のために暑い中、働いてくれてる夫や

毎日学校に通ってパワーを使ってきた

子どもたちを迎え入れなくてはいけない。


いや、そんなこと頭に浮かばなくても

やるべし!と勝手に自動運転で条件反射的に、

体は母業をこなそうとしてる。






だがしかし、頭で分かってても

体は動こうとしてても

心がストップをかける。





やろうやろうと何度も冷蔵庫の前に立つのに

スマホ触ったり、

コーヒーを作って飲んだり、

お菓子を探して見つけたチョコを食べ続けたり、

挙句、部屋で寝転んで10分だけ寝たり、

(大概10分では済まないよね)

時間がどんどん経ってしまう。





片付けは後回しにできても

食事作りは遅くなっても逃れられない〜





はぁーーーー

どーしよーかなーと考えて、




「やりたくなーい」気持ちを吐き出してみる

ことをやってみた。





snsでつぶやいてみた。




みんなからすぐに

分かるー

分かるよー



みんな夕方の忙しいであろう時間帯なのに

共感をたくさんもらえた。






あぁーーーーー

そっかー

主婦やってるみんな、

同じ気持ちを味わったことあるんだなぁー

私だけがひとりで戦ってるわけではないんだなぁー

と孤独ではないことを改めて確認できた。





自分でも分かっているはずのことを

目の前で(ではないけど)共感してくれると


ふぅーっと力が抜けて

しゃーないなーやるかーって

料理を作ることができた。






大人になって、こと母親になると

やるべきことから逃げられず知らず知らずのうちに

子どものように泣くことも

駄々をこねることもせず

イヤイヤ言うこともせず

甘えることもできないと決めつけていたんだなぁー





私は元々子どもの頃からそんな子どもじみたことを考える自分を軽蔑してて、認めたくなくて、

優等生ぶるところがあった。

そんな自分でいることがとても辛かった。





まず、

子どもみたいにわがまま言いたい気持ちが

自分にあることを認めることができて、

それを口に出すことができたら

とーっても楽になった。





これを体感してみると

子どもが癇癪起こして泣き止まなかった時、


そーなんだねーって


言って寄り添うだけでいいんだなーって

自分の中に安心感が満ちてきた。





子どものために学んだことが

回り回って結局自分のためになってるんだな。


子育てで悩んでたとき、

そのままチョコに依存してたら今はなかったな。

砂糖で自分を誤魔化さずに

学ぶことができてよかった。


無駄ではなかったヨと昔の自分を褒めてあげたい。