ナガバノコウヤボウキにクサボタン | 忍ぶ草-Ⅲ

忍ぶ草-Ⅲ

野鳥や山野草などをボチボチと手持ち撮影で楽しんでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然園の続きです

 

今回は、以前から見たいと思っていた花が、初撮り出来感激しました

 

只、前回記事にも書きましたが撮影日が強風の日だったために

全部ブレブレでゴミ箱行き~、2日後にリベンジにて撮り直しでした

 

 

「ナガヤノコウヤボウキ」  (長葉の高野箒)

別名:タマボウキ、ウサギカクシ、キジカクシ

 

 

蕾が一つだけありました

 

木の全体を撮りませんでしたが、思ったより小さな木で花径は約1㎝

花数も多くなくて、離れていたので個体画ばかりとなりました

 

 

 

花後の果実 

東京国立博物館にての展示品、ただしこの写真の箒は展示用の模造品だとか・・
 

 

 

 

「玉箒」 のこぼれ話 


 古くは奈良期の宮中では、宮中行事の正月初子(はつね)の日に天皇が田を耕し、皇后が蚕室

を掃って、その年の豊穣を願う儀式が行われていた。

このときに使われるのがコウヤボウキの枝を束ね、宝玉の飾りを付けた玉箒である。


 そのときの玉箒が奈良東大寺の正倉院に保存されている。正月子日の儀式用具として天皇の

使う「子日目利箒(ねのひのめどきぼうき)」と呼ばれて保存。


 かつて和歌山県高野山では、弘法大師の教えで果樹や竹などの植栽を禁じられていたため、

この植物で作った箒が用いられていたことによる名。
 

(※参考にした説明文は長い為、短く縮小しました)

 

 

 

 

 

 

 

 

強風の当日の園内で周りを見ながら移動している際、

 目の前にドサッと2m程の太めの枝が何度か落ちて来て

身の危険を感じつつの散策でした  

高い沢山の木が揺れ、擦れ発する音の不気味さも感じながら!

 

 

 

「クサボタン」  (草牡丹)

 

 

 

この花は可愛いくてお気に入りの一つ口笛