自然園の続きです
今回は、以前から見たいと思っていた花が、初撮り出来感激しました
只、前回記事にも書きましたが撮影日が強風の日だったために
全部ブレブレでゴミ箱行き~、2日後にリベンジにて撮り直しでした
「ナガヤノコウヤボウキ」 (長葉の高野箒)
別名:タマボウキ、ウサギカクシ、キジカクシ
蕾が一つだけありました
木の全体を撮りませんでしたが、思ったより小さな木で花径は約1㎝
花数も多くなくて、離れていたので個体画ばかりとなりました
花後の果実
東京国立博物館にての展示品、ただしこの写真の箒は展示用の模造品だとか・・
「玉箒」 のこぼれ話
古くは奈良期の宮中では、宮中行事の正月初子(はつね)の日に天皇が田を耕し、皇后が蚕室
を掃って、その年の豊穣を願う儀式が行われていた。
このときに使われるのがコウヤボウキの枝を束ね、宝玉の飾りを付けた玉箒である。
そのときの玉箒が奈良東大寺の正倉院に保存されている。正月子日の儀式用具として天皇の
使う「子日目利箒(ねのひのめどきぼうき)」と呼ばれて保存。
かつて和歌山県高野山では、弘法大師の教えで果樹や竹などの植栽を禁じられていたため、
この植物で作った箒が用いられていたことによる名。
(※参考にした説明文は長い為、短く縮小しました)
強風の当日の園内で周りを見ながら移動している際、
目の前にドサッと2m程の太めの枝が何度か落ちて来て
身の危険を感じつつの散策でした
高い沢山の木が揺れ、擦れ発する音の不気味さも感じながら!
「クサボタン」 (草牡丹)
この花は可愛いくてお気に入りの一つ