原題・「Desert Blue」・1998年・アメリカ
監督・モーガン・J・フリーマン
●あらすじ
カルフォルニアの人口87人の廃れた町バクスター。
ある日、この退屈な町でトラックが事故を起こし、有害物質を撒き散らす・・・町全体が検疫対象となりFBIの管理下に置かれてしまう。
町の名物巨大アイスコーンを観に訪れていた、大学教授と娘で女優のスカイは足止めを喰らう。
そしてスカイはイーライ達と出会い、ブルーと恋に落ちるが・・・
●感想・・・観たのは初めて
廃れた街の若者達の（ラブコメ要素あり）青春映画。この作品日本語Wikiはないけれど、出演者が気になっていた映画でした。
評価が別れる作品ですが、個人的には癖があって面白い映画でした。
町の住人ブルーと、都会からやってきたスカイ。
本作では生い立ちや価値観の違う二人が知り合う過程がよく描かれております。ベタなラブコメを期待した人はちょっと期待ハズレだったかも。
町には何もなく若者達の集合場所は、食堂か水道管の側。
そんな退屈な毎日が、有害物質を積んだトラックの事故で一変。この大騒動の結末がちょっと・・・・で映画も退屈という評価多し。
何映画？と聞かれると返答に困る映画かも。しいてあげればオフビートな青春映画かな？
作中ではエリンのお手製爆弾が、良いアクセントとなっております。
もっとも映画だから笑える話ですが・・・
●ソフト
邦盤は2004年に、邦題「ウェルカム・バクスター」としてリリース（6年遅れでソフト化・・・）。
ややこしい事に原題「デザート ブルー」に戻して、2006年に再リリースしております。
発売元は同じなので、仕様は一緒だと思いきや、原題版のほうには日本語吹き替えと予告編が追加されているようです。
●出演者
この頃は若手だったスターが多数登場。気になる出演者がいる人におススメです。
左からヘイリー・ゴードン役：イザドラ・ヴェガ、エリン・ジャクソン役：クリスティーナ・リッチ、ピート・ケプラー役：ケイシー・アフレック、ブルー・バクスター役：ブレンダン・セクストン3世、ケイル役：イーサン・サプリー
ブルー・バクスター役：ブレンダン・セクストン3世
純朴なバクスターの住人。父の遺志を継ごうとしているが・・・
顔は知れど名前を知らない俳優でした。90年代の出演作は割と観た作品多しでした。
スカイ・デーヴィッドソン役：ケイト・ハドソン
都会からやってきた女優。デビュー間もない頃の出演作。透き通った雰囲気が良いです。
エリン・ジャクソン役：クリスティーナ・リッチ
爆弾を作る少女・・・恋人はピート。助演なのですが妙に印象に残る役どころ。
子役あがりで芸歴が長く、メイン出演者の中では安定度抜群の演技。
ピート・ケプラー役：ケイシー・アフレック
バギーレーサーで、エリンの恋人。本作はアカデミー俳優が出演していた映画。