映画感想 スパルタ総攻撃

「The 300 Spartans」・1962年・アメリカ

監督・ルドルフ・マテ

出演者・リチャード・イーガン、ラルフ・リチャードソン

●あらすじ

ペルシャ戦争の英雄スパルタ王レオニダスが、テルモピュライの戦いで繰り広げた壮絶な戦いを描いた史劇大作。
スパルタ王レオニダスはギリシャを守るために親衛隊300人のみを連れて出撃しテルモピュライで2万を越すペルシャ軍を相手に勇猛果敢に戦い、ペルシャ王クセルクセス1世が一旦は退却を決意するまで追い詰めるが・・・

●感想・・・観るのは3回目ぐらい？

TVで2回ぐらい観ているはずなのですが、途中から見たのと、カットが多かったようで、だいぶ観ていない＆覚えていないシーンがありました。

ついでに付け加えると英語音声で観たのは今回が初めてでした。

公開が1962年と古い作品で、当然ながらCGなしの時代。

膨大なエキストラを使っての撮影は大変だったんだろうなあで、画面に人、人、人が溢れるばかりに写っております。

この時代には盛んに歴史を描いた大作映画が作成されたようで、本作もその中の一つ。

本作ではサラミスの海戦については触れられているけど、描かれてはおらずです。

レオニダス王・リチャード・イーガン

クセルクセス王・デイヴィッド・ファーラー

●300

本作を観たフランク・ミラーがコミック化し、それを映像化した作品が以前紹介した「300」。

ある面リメイクといえばリメイクなのでしょうが、同じ題材でこうも違う物なのかと思うばかりで、まったく別物です。

正直本作と「300」の中間ぐらいの作品があれば一番いいのですが・・・

●DVD

今でも廉価で購入可能ですが、近年の物は「300」風のジャケットに変更されているようです。