中原れい・山口宏/機動戦士ガンダムF90

「中原れい・山口宏/機動戦士ガンダムF90」

・出版社　バンダイ・全1巻（A5版） メディアワークス・全1巻（B6版）

・出版年　1991年

・掲載誌　サイバーコミックス

・入手度　普通

・ジャンル　F91/ガンダム　外伝

・おすすめ度　★★☆　サイバーコミックス。

サナリィ社はガンダムＦシリーズを開発、次期主力ＭＳに採用された。1、2番機Ｆ９０のテストパイロットとして軍の実験部隊にデフとシドが編入される。テストの最中、突如旧ジオンのモビルスーツ部隊が出現し2番機を奪取されてしまう。
謎の旧モビルスーツ部隊「オールズモビル」は火星を本拠地としているジオンの残党であろうと判明、シド達の実験部隊が母艦アドミラル・ティアンムと共に討伐隊として派遣される。

機動戦士ガンダムF91の公式外伝作品。

F90ガンダム1号機パイロット・デフと2号機パイロット・シド

ジオン残党・オールズモビルにガンダムF90・2号機が奪取される。

火星を本拠地とするオールズモビルを討伐する為に出撃する第13独立機動艦隊。

オールズモビルを目指すF90とデフはオールズモビルの激しい攻撃を跳ね除ける。

野戦仕様のオプションを装備しオールズモビルの基地へ潜入するが・・・

そこで待ち受けていたのは・・・・

オールズモビルによって改造されたF90・2号機だった！

F90対F90の戦いの行方は・・・

プラモデルありきの作品でF90のガンプラが4種類発売されておりました。確かプラモデルの組み立て説明書とかに色々と書いてあった記憶があるのですが詳細は覚えておらず・・・

F91シリーズはミッションパックを交換する事で様々な戦局に対応可能で、このあたりはいかにもプラモデル向きな設定でした。

作中では各オプションに関しての説明シーン（A、D、Sタイプが登場）はありますが、ほととんど登場せず。最後の火星での戦いは各タイプの混合パターンで出撃しております。

本作ではちょこちょこ珍しいMSが登場し、STガン、ギラドーガ改などが登場。

MSが一番大きかったのがこの時代（UC0093/逆襲のシャア）で、最新鋭機であるF90との大きさの違いが大人と子供位あります。

UC0079前後MSが幾らアップデートされているにせよ、50年前のMSを使い続けるのもですが、そのMSで戦うというのはかなり無理があるなあと思うばかり。

この作品ファーストガンダムへのオマージュが散りばめられており、ファースト世代にはニヤリとする記述や登場人物、名シーンなどが描かれております。

F90シリーズが登場する作品は本作以外にも数作あり、このあたりも近いうちに紹介予定です。