「土山しげる・山田風太郎/忍法剣士伝」
・出版社 リイド社・全2巻（B6版）
・出版年 2009年～2010年
・入手度 やや難
・ジャンル 忍者 時代劇 戦国時代/歴史
・おすすめ度 ★★ 原作・山田風太郎。
淫魔と化した超絶十二剣士VS若き忍者・木造京馬！ 魔人・果心居士の妖術に惑わされた、世に並ぶ者なき十二人の大剣士たち！人の技を超えた無双剣術と伊賀忍者との、壮絶なる死闘の火蓋が切られる。
服部半蔵の元で忍者の修行をしていた木造京馬と井綱七郎太。
信長による伊賀攻め後、北畠は信長の次男・信雄を旗子の婿に迎える事となる。
井綱七郎太は婚姻を阻止すべく、果心幻法・びるしゃな如来を旗子にかける。
この幻法にかかった旗子は妖艶でぞくりとする妖しさとなり、旗子に近づいた男は精汁を出しつくし絶命してしまう・・・
旗子の妖しい魅力にとらわれてしまった十二剣士
塚原卜伝、上泉伊勢守、柳生石舟斎、宝蔵院胤栄、宮本無二斎、伊藤弥五郎、鐘巻自斎、吉岡拳法、富田勢源、諸岡一羽、片山伯耆守、林崎甚助。
旗子と木造京馬は城を出るが十二剣士達が旗子を求め追ってくる。二人は逃げ切れることができるのか？旗子は元に戻ることができるのか？
山田風太郎の作品は漫画化されることが多いのですが、それらの作品に負けず劣らず妖しく怪しい作品。
剣豪VS剣豪の夢の対決が描かれます。剣士の名前を見てピンとくる人におススメな作品。
参考記事