「西崎泰正・工藤かずや/闘茶大名 利休七哲」
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・出版社 リイド社・全1巻(B6版)
・出版年 2008年
・入手度 普通
・ジャンル 戦国時代 アンソロジー
・おすすめ度 ★★ 戦国武将列伝。
織田信長、豊臣秀吉の茶頭を務め、茶の湯でもって戦国の世を戦い抜いた大茶人・千利休。後世「利休七哲」と呼ばれる高弟達もまた、茶人として、そして武人として戦いを挑んでいく。
高山右近、蒲生氏郷、織田有楽、荒木村重、山上宗二、古田織部らの生涯のすべてを捧げて歩んだ壮絶なる「茶の湯の道」とは?戦乱の時代で「茶」に生き「茶」に死した男達の物語。
戦国武将伝シリーズの中の異色作で千利休と高弟を描いた作品。利休七哲(高山右近、蒲生氏郷、古田織部、細川三斎、芝山監物、瀬田掃部、牧村利貞)と題されておりますが、七哲でなく十哲(織田有楽、荒木村重、千道安が加えられた物)が描かれております。
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利休と高弟が描かれます。
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荒木村重・荒木高麗と茶人の生涯。
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山上宋二・山上宋二の嘆き 侘茶心得
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20191031/00/sinnutarou2/9a/2f/j/o0385024514627694114.jpg?caw=800)
利休・大徳寺の木像と利休の運命
秀吉の怒りを買い切腹させられるが利休と高弟が描かれる見どころの多いお話。
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蒲生氏郷・最後の意地 千家復興の為に奔走する氏郷。
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古田織部・貫きし矜持 「へうげもの」とは違った魅力ある作品になっております。
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織田有楽・戦国を息抜きし魂
一番面白かったのは織田有楽(織田信長の実弟)の話で、この人の一生を描いた作品が読んで見たいと思うばかり。
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高山右近・武と茶と信仰の果て すべてを捨て信仰に生きる右近が描かれる。
派手な合戦シーンなどはありませんが、利休と戦国武将を描いた異色作品。
利休について知りたい人におススメの作品です。