デート・ウィズ・ドリュー | Sinn本館

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原題・「My Date with Drew」・2004年・アメリカ
 
●あらすじ
映画業界で全く無名のコネなし男、ブライアン・ハーズリンガーが憧れのドリュー・バリモアとのデートを目指して奮闘するドキュメンタリー。
資金1,100ドル、期間は30日という限られた条件の中、ブライアンの限りなく挑戦が始まる!

 

 

●感想・・・観たのははじめて
ドリューバリモアとデートする夢を叶える姿を描くドキュメンタリー映画。
本作はドキュメンタリーですが、シリアスさはなくラブコメディ要素たっぷりな作品。
 
期限一ヶ月(この間無職)で、活動資金はクイズ番組の賞金1100ドル、ドリューに近づくための手段は友人(の友人の友人)のコネ・・・という無茶ぶり。
撮影機材のビデオカメラは友人のカードで購入し、30日後に返却しタダで利用する。

 

ブライアンは6歳で「E.T」のドリューに恋し、10歳の時にドリューのファンクラブに入会。
いかにドリュー・バリモアに憧れ、会ってデートしたいかをアピール。
誰しもが考える憧れのスターとのデート、これを実現させるために行動が描かれます。

 

ドリューに会うためのコネはナシ。自分と友人のネットワーク&コネを使いドリューに近づくが・・・
作中では友人のツテでエリック・ロバーツコリー・フェルドマンが登場。ドリューまであと一歩と近づいたかに思えますが・・・
 
純愛とストーカーの線引きは難しいなあで、やっている事はストーカー行為そのもの。
ブライアンの前向きな陽気さとルール(明確にはされておらずですが、目的達成の為に何でもアリではない)に救われております。
 
面白いのはそこはカットしないので、ブライアンが両親にこの企画を話すシーン。
ブライアンが憧れの女性がドリューだと両親に伝えると、母親はドリューはアバズレよを連発!
日本だとこういうシーンはカットされますが、本作ではそういう配慮はありません。
 
デートに向けて男らしい体形にすべくトレーニング、ドリューの通うエステで自分もエステ、本番のデートで緊張しない為にドリューのそっくりさん(オーディションで選考)と模擬デート・・・
そんなひたむきさや、馬鹿馬鹿しさが詰まったドキュメンタリー映画。
 
●出演者

金ナシ、仕事ナシ、彼女ナシの負け犬・・・
元々映像関連の仕事についていた人だそうですが、まったくもって無名。
(体毛も)濃いキャラクターですが、本作を観ているとブライアンを応援したくなります。

 

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」公開直前の頃で、大ブレイクしていた頃。
作中では↑のプレミア上映会絡みの映像も収録されております。
ドリューでなければ企画倒れ、バット・エンディング確定だっただろうなあと思うばかり。

 

https://www.youtube.com/watch?v=WIUJPHcLuv0