皆さんフライングモールをご存知ですか、そーですよね知ってますよね、私は2年ほど前に初めて音を聞きました、それは友人宅のDAD-M310にPA-S1のプリとパワーのコンビです、しかしその時はシステム全体を理解するつもりが無かったので興味がわきませんでした。私は今年に入り兵庫のオヤジさんのデジタルアンプに対する興味を受け継いで、A-973を購入しました。
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このアンプは今でも愛用していますまだ1年は使っていません、デジタルアンプに対する興味はこのアンプからスタートしました、言うまでも有りませんがこのアンプはバランスが良く綺麗な音であまり欠点が有りません。
今回手を出したのは、フライングモールDAD-M100pro HT用のOEM基板です。オリジナルはこれです
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中身はこんな感じです、スイッチング電源で稼働する様です、フィデリックスの中川さんが言っていすが、スイッチング電源は瞬間的な電流を流すのに有利で欠点のノイズを対策すればパワーアンプで威力を発揮するそうです。

友人は今DAD-M1を4台をマルチで使っています、DAD-M1は初期の家庭用の製品でフライングモールの社長いわく、その後開発した製品はDAD-M1を超える事が出来なかった、それはその後ごユーザーから開発の注文が多く、いろいろ作って来たが自分の考えを導入できなかった製品が多かったそうです、このDAD-M100proはプロと付いているだけあって業務用に開発したそうです。

このアンプはモノラル仕様で100W/8Ω 消費電力は低格出力時30Wかなりの省エネ、このアンプ熱もあまり出ませんその為密閉の箱に収まっています、こんな仕様の基板だけを入手してみました。

入手した基板です
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3か所接続するだけでアンプが出来るなら私にもできそうなので、試しに2枚購入してみました、今と成っては中古品のフライングモールを購入しても、サポートを受けられる可能性はかなり低いです、この基板も当然初期不良に現品交換の保証のみです、まー今メインで使っているチャイナアンプ元々保証はなさそうだし、改造しちゃったから余計です。

使い物に成るかは試してみなければ分かりませんので、取りあえずパイン材の余った板の上で聴いてみよう
全て半田直付け、オリジナルはコネクターが多用されています、ケーブルは47研の0.4mm単線です、ボリュームはマルツの50KΩ、部品は使わ無くなった余った物ばかり。

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こんな感じです、金曜日に完成して50時間以上電源を入れっぱなしです、チャイナアンプと使い方は同じCDPとの間にA-1VLをプリ代わりに入れ視聴しています。

出て来た音は、デジタルアンプの評価その物、NS-1もららく鳴らす駆動力、本当に綺麗で透き通るような高域
パワーを入れるほど実力を発揮するタイプです、音量を上げてもうるささを感じません、中低域はタイトですが爆発力は半端では有りません、どうしてもチャイナアンプと比べてしまします。

チャイナ   黒モグラ
解像度     7        9
音像感     9        8
音場感     8        9
歪   感     7        9
透明感     8        9
肉声感     9        7
低   域    10        9
中   域     9        8
高   域     7        9
意外性    10        7
音楽性    10        7
ノ イ ズ     8        7

あくまでも個人的な、身勝手な感想です、もう暫く使って見ます、友人は私が飽きる事を予想して早く自分に譲れと言ってきています。

基板2枚で12000円、チャイナアンプもそうですがこの値段で本当に素晴らしい音です、後は好みかな。

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