高校受験の際に私立の中高一貫校を考えるとき不安になることがあります。
「高校から入って大丈夫なの?」
「冷遇されない?」
「肩身狭くない?」
結論からいうと全く問題ない。
中高一貫校の高校入学生について思うことを書きます。
息子の学校に限りますし、勝手な思い込みも入っています。
ぶっちゃけ内進生に比べ高入生の学校への満足度は低いと思います。
理由は
①学校が謳う”素晴らしい教育”は中学から入学してこそ享受できる。
②学校によりますが、第一志望(公立やダメ元で受けた私学)を落ちた子が多い。
①について
高校から入ると先取りに追いつくために授業のスピードがかなり速いです。
学生生活を謳歌している暇はないです。
②について
首都圏では私立高校だけでもをチャレンジ校、志望校、安全校とかなりの数を受験します。
チャレンジ校をたくさん受ける子も多いです。
大抵が落ちるのでコッソリ受けてコッソリ落ちます。
同じ高校を受けた子から噂が出ることはありますがほとんどが知られません。
不幸なのは受けることは誰でもできるので、受験したら「今回運がなかったけど、もしかしたら行けたんじゃ?」と思ってしまうことです。
私の周りには高校、大学、会社いづれも「○○受けたけどダメで△△だった」と言う人が結構いました。
周りに対するマウントかもしれないですが、そんなことを言っていたら今の自分を好きになれないと思います。
何が言いたいかというと、
勉強の進み方には明らかな差があるけど、学生生活を楽しめるかどうかはその子の心持ち次第ではないでしょうか?
高校から入っても前向きな人にはみんな力を貸してくれます。
あと対立があるんじゃないか?なんて心配はないです。
内進生と外進生なら別の学校の子くらいの関心度です。
そもそも大学受験のライバルは全国なのでそんなくだらないことを気にする子は少ないと思います。
高校生は精神的にもかなり大人です。