明けましておめでとうございます。一年のスタートのこの日に
ちなんでイタリアでの本当のスタート、仕事を見つけた時の話を少し。
約十年前、二十四歳でイタリアへ渡りましたがこれと言ったあてなど
ありませんでした。まず最低限の語学を身につけ仕事を探す。
雲をつかむような計画だったとぞっとします。(笑)もちろん飛行機は
片道切符。逃げ出せないため。
最初の二ヶ月を現地の語学学校で過ごしその後職探し。学校で知り合った人、
仲良くなったイタリア人などににレストランを紹介してもらい働いてみました。
ことごとく上手く行かない。続けさせてもらえない。俺ってそんなにダメな奴?
とっても落ち込んだ帰り道に土砂降りの雨。初めて日本へ帰りたいと思い
泣きたくなりました。
家に帰ってウジウジ考えていると単純ですがとても大切な事に気がつきました。
”自分で動いていないよ”と。
フィレンツェにはこれだけ沢山のレストランがある。片っ端から行ってみたら
いいんだよと思いました。働かせて下さいと。失敗しても自分で見つけた店なら誰に迷惑をかけることも、謝る必要も、
気を使う事もない。なーんだ。楽チン。開き直り。いっそ楽しくなってきました。
でもどこから行こうかなと悩んでいるとふと日本のファッション誌の
フィレンツェ特集が目に留まる。
パラパラ、おーレストランが沢山紹介されている。これだ!
ダメもと、断られて当たり前なのでどうせなら高級なお店から行ってみたほうが
良いなと思い仕事探しをスタートさせました。
後編に続きます。