【義理母との同居㊱】(特別編)「余命宣告あと1ヶ月」と言われた現実と、介護の本当のところ
ニャンmamaです。いつも読んでくださって、ありがとうございます。今回は少しだけ、いつもの流れとは違うお話になります。普段は自分のことを中心に書いているんですけど、今日は、お店に来てくださるお客様の話…その方、とある会社の女の社長さん。その方の会社の会長さんが、末期のがんで、「あと1ヶ月くらい」と、余命宣告を受けていた。うちの店の近くの、終末期の方を受け入れる病院に転院されてきて、その方も、できることは全部やろうと、一生懸命関わっていた。ですが、少し前には、どうしても、時間の都合がつかず、介護出来ない日に、介護お願いしている方とも、一緒に来てくださったこともあった。そのがん患者の会長さんが、感情的になったり、わがままを言ったり、時にはぶつかることもあって、ついには、「もう無理です」「やめさせてください」と、その方から言われていたみたいで…。だが、女社長曰く、それはそれで困るからと、その方をお店に呼んで、一緒に食事をしながら、「ごめんね、ごめんね」「もう少しだけ、もう少しだけ、お願いできないかしら」と、そう言いながら、その方の話を、ゆっくり、たくさん聞いていた。「看てるほうの、 話も聞いてあげないと、 やっぱり、たまってくるからね。 ちゃんと聞いてあげないとね。」って、そうやって、介護する側の気持ちにも、向き合おうとしているのが、すごく印象に残っている。介護って、される側だけじゃなくて、する側も、限界がくるものだと、改めて、思い出した。そして、今日のお昼。その女社長様、一人でふらっとみえて、「今もね、病院に行ってたんだけど、お昼で、30分だけ!って、無理言って、抜けてきたの。」って…注文済んでから…「もーさー、ちょっと聞いてくれる?」って、「あと1ヶ月って言われてたのにさ、 もう3ヶ月も経ってるんだよ」そう言いながら、ちょっと疲れた顔で笑っていた。さらに、「最近ね、私のこと、 お母さんだと思ってるみたいでさ。 もうさ、私の方が若いっていうの!」と、大笑い。「もう嫌になっちゃうよ!」って。でも、その言葉の中に、ちゃんと向き合ってる感じもあって、なんとも言えない気持ちになった。介護って、本当に人それぞれで、病気の進み方も違えば、本人の性格も違う。我慢する人もいれば、全部ぶつけてくる人もいる。外ではいい顔をしてるのに、家では全然違うこともあるし、「なんで今それ?」って思うこともある。時間も同じじゃなくて、長く介護も続く人もいれば、あっという間に終わる人もいる。逆に、短いと思っていたのに、どんどん伸びていくこともある。本当に、思った通りにはいかない。でも、その中で、ちゃんと向き合ってる人は、やっぱりすごいなと思う。私も、介護を経験してきたから、よく分かる。正直、大変だった。でも、できることは全部やったと思っている。食事も、できる限りちゃんとやって、できないこと、無理なことは人に頼んで、とにかく、やれることは全部やった。だからかもしれないけど、亡くなった時は、涙は出たけど、不思議と後悔はなかった。お葬式の時も、涙は出なかった。自分の中で、やりきった感覚があったからだと思う。介護って、大変なことばかりだけど、ちゃんと向き合った分だけ、自分の中に残るものもあるんだと思う。だから今でも、後悔はしていない。最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回の介護ストーリーは、通常の私の話になります。(たぶん…)